NHK杯全国高校放送コンテスト 西高放送部が14年連続出場決める 【舞鶴】

NHK杯全国高校放送コンテスト 西高放送部が14年連続出場決める 【舞鶴】

投稿日時:2004年6月29日

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 引土の西舞鶴高校(北野茂校長)放送部が、7月に東京都内で開かれる「第51回NHK杯全国高等学校放送コンテスト」に、府代表として14年連続で出場することが決まった。府コンテストでは、65歳で西高通信制課程に入学して卒業した元新聞記者の男性を紹介したアナウンス部門で2位、生徒たちの黒色と白色のソックスの賛否を取り上げたラジオドキュメント部門で1位に輝いた。8月にある全国総合文化祭にも出場する。同コンテストは高校生と放送、学校と地域性を考えたテーマのもと、高校の放送部が、アナウンス部門には府内から52人、ラジオドキュメント部門は6校が出場した。アナウンス部門で2位になったのは、3年の亀井ゆき菜さん(17)=高野台。通信制課程をテーマにしようと考えていたとき、同級生の祖父の友人の男性が15年前に同課程に入学・卒業した話を聞き、峰山に住む男性宅まで取材に出掛けた。男性は大学出身者ばかりの職場にあって学歴で悔しい思いをしたこともあり、仕事が一段落した65歳で再び学ぼうと入学。週1回通学しての学習では一時間かかって学校へ来て、4年間1度も休まなかったエピソードなどを聞き、400字詰めの原稿用紙1枚でまとめ1分30秒で紹介した。府コンテストの決勝では一文を飛ばして読んでしまい、上位入賞は無理だと思った。部長も務める亀井さんは「男性の話を聞きすごいと思い、高校生の私たちも負けてはいられないと刺激になりました。連続出場記録はプレッシャーでしたがどうしても出たかった」と話していた。ラジオドキュメント部門で1位になったのは亀井さんと3年の岸田真美さん(17)=上東=、2年の糸井真帆さん(17)=公文名=、同、永野敬子さん(16)=引土。4人で取材やナレーション、録音・編集し番組『白黒はっきりしませんか?』を製作した。西高の校則では白色以外の靴下は禁止されているが、現状は黒色のソックスを女子生徒たちは着用していた。昨年十月に校内の提言コンテストで、一年の女子生徒が黒靴下の着用を認めてほしいと訴え、学校側は検討すると回答。今年五月から条件付きで黒色の靴下の着用が認められた。そうした経過を題材にし、1人の意見で事態が変わったことを伝えようと製作を進めた。そのテーマに沿って生徒や町の人、先生らに黒靴下の賛否について聞き、黒色の方が白のルーズソックスよりも好感が持てるという多くの声や提言の一部などを入れ、6分45秒でまとめた。岸田さんらは「1位と聞いてうれしかった。全国大会では勝ち残って1回でも多く聞いてもらえれば」と張り切っている。大会は7月22日~25日にある。また、昨年11月の京都総合文化祭のアナウンス部門で金賞に輝いた亀井さんと3年の大田育実さん(18)=女布=、部員9人が舞鶴の肉じゃがと一般の同料理とを作り比べた番組『みぃとぽてと』を製作し、オーディオピクチャー部門で最優秀賞を受賞し、8月1日から阿南市で開かれる全国総合文化祭に出場する。

写真=府代表として全国大会への出場を決めた西高放送部の部員たち