8月4日に映画「誰も知らない」 人権啓発研修会で上映会【舞鶴】

8月4日に映画「誰も知らない」 人権啓発研修会で上映会【舞鶴】

投稿日時:2005年7月15日

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市とまいづる人権啓発市民会議主催の第3回人権啓発研修会が、8月4日午後6時半から、浜の総合文化会館で開かれる。今回は、2004年のカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した作品「誰も知らない」(是枝裕和監督)を上映する。母親の育児放棄によって、残された4人の子供たちの言葉にできない心の叫びや、精一杯生きていく姿が深い共感を生んでいる。入場無料。映画は、1988年の西巣鴨子供4人置き去り事件をモチーフにした。是枝監督は子供たちを捨てた母親への批判に疑問を持ち、「アパートの外から『地獄』を語るのではなく、彼らがそれでも体験したはずの『豊かさ』こそを僕らは想像する必要があるのではないか」と問いかけた。着想から15年をかけて完成させた。東京都内のアパートで暮らす母親と4人兄妹。彼らの父親はみんな違い、学校にも通ったことがなく、3人の妹弟の存在は大家にも知らされていない。ある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、兄に3人の世話を託して家を出た。1年間の撮影とともに成長していく子供たちの姿が物語に重なり、活き活きとした奥行きのある作品にしている。主演の柳楽優弥君はカンヌで日本人初、最年少の最優秀男優賞を受賞した。上映会は託児(無料、7月27日までに市に申し込みを)もある。
【問い合わせ】電話66・1022、市人権啓発推進室啓発推進課。

写真=アパート内での1シーン(パンフレットより)