7歳の棋士の卵 囲碁に夢中 西まいづる囲碁クラブ 中筋小1年の上林澪さん 毎日通い対局 9級の棋力に【舞鶴】

7歳の棋士の卵 囲碁に夢中 西まいづる囲碁クラブ 中筋小1年の上林澪さん 毎日通い対局 9級の棋力に【舞鶴】

投稿日時:2015年3月17日

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 中筋小学校1年の上林澪(みお)さん(7)=公文名=が、舞鶴囲碁協会理事長の新妻四郎さんが席主を務める伊佐津の西まいづる囲碁クラブ(会員60人)に、現在唯一の小学生として、昨年6月からほぼ毎日通い、囲碁に夢中で取り組んでいる。60~70代の常連会員たちに可愛がられるアイドル的存在で、何よりも囲碁が好きという上林さんは「私は棋士の卵!」と宣言し、対局で日々腕をみがいている。
 父の浩司さん(31)が、同クラブ出身で日本棋院関西総本部の院生としてプロを目指す高校1年の高山辺楓実さん=宮津市=の父と同じ職場で、娘の澪さんにも囲碁を勧めてみたところ、幼稚園年長で興味を抱いたという。
 最初は縦横4本線の4路盤の碁盤から始め、経験のない浩司さんも覚えて相手をしていた。小学生になり同クラブの近所に引っ越したのを機に6歳から通い始め、新妻さんや妻の洋子さんらが9路盤から指導し、13路盤へと段階を踏み、2カ月で正式な19路盤での対局ができるようになった。平日は約1時間、休日は約5時間通い、西市民プラザで洋子さんが講師を務める女性限定の「遊碁会」にも参加している。
 始めた頃は負けるたびに泣いていたが、本を何冊も見てプロが打った手を並べたり、囲碁に必要な定石を覚える努力を続け、集中力も付き自信を持って打てるようになった。会員たちにも物おじせず、「指導お願いします」と礼儀正しく対局を挑み、今では新妻さんから9級の棋力と認められている。新妻さんは「子供の時に囲碁を始めることが何よりすごい。プロはみんな5、6歳から始めており、将来有望」と期待を寄せている。
 浩司さんが大会への出場をサポートし、昨年12月に初めて出場した京都市の子供囲碁大会では小学6年の男子に勝利。今年の京都女性囲碁大会では大人相手に3勝し、今月7日には大阪ジュニア本因坊戦関西大会で小学3年の女子に1勝して公式10級の認定を受けた。浩司さんは「ここまで興味を持つとは思わなかった。自分から大会に出たがるので、無理はさせず応援したい」と見守っている。
 幼稚園の弟にも教えているという上林さんは「碁石を取ること、勝つことがおもしろい。プロになりたい」と目を輝かせていた。

写真=席主の新妻さんと対局する上林さん