4月の開設めざす精神障害者社会復帰施設 作業所「友の会」の募金活動で目標の1800万円を超える 【舞鶴】

4月の開設めざす精神障害者社会復帰施設 作業所「友の会」の募金活動で目標の1800万円を超える 【舞鶴】

投稿日時:2002年2月22日

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社会福祉法人・まいづる福祉会(黒田隆男理事長)が、今年4月開設を目指している精神障害者社会復帰施設の建設に向け、「まいづる共同作業所・まいづる作業所『友の会』」(小林義和会長)が建設資金の募金活動に取り組んでいるが、目標の1800万円を超える募金が寄せられている。個人や企業・団体など多くの市民の善意が積み重なった。施設は来月には完成の予定だが、備品の購入などで予算が膨らんだため、引き続き募金活動を続ける。
 精神障害者の地域生活を支える拠点として、通所授産施設と生活支援センターを大波下に建設している。建設資金には国や府、市などの補助金のほか借入金も当てたが、それでも1800万円の自己資金が不足。共同作業所を支援する友の会が、昨年9月から個人1口1000円、企業・団体1口5000円で募金を始めた。
 友の会会員や作業所職員、利用者の家族らが市民や企業を訪ねて協力を依頼した。舞鶴美容組合(山中みち子代表)が呼びかけ、加盟店71店舗に募金箱を置いた。また、映画上映をした市民グループが収益金の寄付を約束。募金を呼びかけた職員は、市民から施設の完成を楽しみにしていると励まされた。
 2月20日には、鳩レースを主催する京都府北部と丹後但馬の競翔連合会が開いた鳩のオークションで得た10万円を、府北部連合会の中島知之さん(45)=西=が、作業所の新谷篤則所長に手渡した=写真。昨年11月末で1000万円を超えた募金額は、この日までに個人7014口、企業993口、団体777口など、計1870万円となった。今後も市内300カ所に置いてもらった募金箱の回収で募金は増えていく。しかし、施設の備品購入で400万円が不足するため、3月末まで取り組むことにした。
 友の会事務局次長の材木淳志さんは「広く薄く市民や企業から善意をいただきました。募金活動に合わせ、友の会会員も1565人、2306口と過去最高の入会があり、支援の輪が広がったのを感じました」と話していた。新谷所長は「この不況時に1800万円を超える募金をいただき感謝しています。精神障害者が安心して生活できる場の建設に向け、市民からがんばれと言ってもらったものと受け止めています」と話している。
 

募金の問い合わせは友の会(電話68・0600、まいづる作業所内)。