12月17日まで市郷土資料館で企画展 舞鶴幼稚園の保存資料、明治の遊具など並ぶ【舞鶴】

12月17日まで市郷土資料館で企画展 舞鶴幼稚園の保存資料、明治の遊具など並ぶ【舞鶴】

投稿日時:2006年12月1日

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写真=いまでは使い方もよく分からない明治のころの珍しい遊具

全国で10番目の1884(明治17)年に創立された円満寺の市立舞鶴幼稚園に保存される資料を展示する企画展が、北田辺の市郷土資料館で開かれている。いまでは遊び方も不明な明治時代の珍しい遊具や唱歌指導で使った絵図など、園児教育の歴史を示す品々が並ぶ。卒園した人たちが来場し、かつての職員たちと懐かしい思い出話に華を咲かせてもいる。12月17日まで。  舞鶴幼稚園は明倫小学校内に開設された幼稚保育科が始まりで、京都府下では2番目。1920(大正9)年に近くの神社そばに、続く34(昭和9)年に西支所隣に移転、74(同49)年にいまの場所に移った。園児教育の中心的な役割を果たしてきた。  昔使っていた遊具や絵本などは、年に1度虫干しして大切に保管。こうした資料を一堂に展示し、同幼稚園の歴史を振り返る。明治に使った箸や輪、貝殻などの遊具、青い目の人形1体を並べる。人形は米国から日本へ27(昭和2)年に1万2739体が贈られたが、戦時中に敵国の人形としてほとんどが焼かれ残っていない。  このほか足踏み式のオルガン、空襲を描いた紙芝居、昭和初期の伊佐津川での川遊びなどの写真も展示される。昭和10年に卒園し、同園の教諭を経て園長を務めた梅原妙子さん(78)=引土=は「多い時には320人の園児が在籍し、西地区全体から通っていました」と話す。入館無料。月曜休み。期間中の毎週土・日曜日(午後1時半~同3時)は、元職員らが展示解説をする。

【問い合わせ】電話75・8836、同館。

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