高井さんと教室生たち マグカップで温もり届けよう 陸前高田の仮設暮らし280人へ 3月30日、作業に協力を【舞鶴】

高井さんと教室生たち マグカップで温もり届けよう 陸前高田の仮設暮らし280人へ 3月30日、作業に協力を【舞鶴】

投稿日時:2013年3月26日

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東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市で、仮設住宅に暮らす被災者たちに、舞鶴市成生の陶芸家の高井晴美さん(48)と教室生たちがマグカップを贈ろうと、280人分の製作に取り組んでいる。市民にも作業への協力を呼びかけている。3月30日に岡安の陶芸館で作る。
 これまでに3度も同市に入った高井さんは、市民から寄せられた募金やお米などを震災遺児や保育園児たちに届け、支援を続けている。昨年10月にバスで市民25人と訪れた時、次回は仮設住宅に心と体も温まる物を届け被災者と交流しようと企画し、マグカップづくりに昨年12月から取り組む。
 パイプに粘土を巻きつけ同じ形に仕上げて乾燥させ、4月から素焼きをして絵を描いた後に焼成する予定。400個作ってその中から完成品280個を、24人で10月10日に矢作(やはぎ)地区の111世帯へ届ける。
 作業への協力を募った3月20日、大船渡市出身で弟が陸前高田市に住む市内の女性とその夫の夫婦も参加してくれた。女性は「不自由な生活を送る人たちに1つでも作って協力できればと思いました。高井さんたちの支援に感謝しています」と熱心に手を動かしていた。
 高井さんは「手伝いたいという声を聞き、一緒に作る機会を設けました。何かやりたいという人はたくさんいるので、声を掛けて支援の輪を広げていきたい」と話している。
 3月30日の作業は午前10時~午後3時。
【問い合わせ】電話64・3263、陶芸館

写真=10月に届けるマグカップ作りをする市民たち