骨髄バンク登録が1000人を突破 献血併行を2005年に導入して以降【舞鶴】

骨髄バンク登録が1000人を突破 献血併行を2005年に導入して以降【舞鶴】

投稿日時:2008年1月8日

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【舞鶴】

白血病などの治療法である骨髄移植の推進のため、舞鶴市内で骨髄バンクの登録を献血と併行して始めるようになった2005年以降、バンク登録者が急増し昨年末までに1000人を突破した。全ての献血会場に派遣された骨髄移植推進財団の説明員が、バンク事業を説明し登録を後押しする。バンク運動を進めるボランティア団体「きりんの会」(荒井孝義代表)は、引き続き市民に協力を呼びかけている。  血液の難病で正常な造血ができない患者に対する、健康な人(ドナー)から提供された骨髄の移植治療には、患者とドナーとの白血球の型の一致が必要だが、非血縁者では数百人から数万人に1人とされる。同財団などがドナー募集を担い、昨年11月末までに登録患者数2340人に対し、登録ドナーは29万7636人に達した。  バンクへの登録は同財団の委嘱を受けた説明員から、要件などの説明を受け了解した人が医師の問診を経て2㏄を採血される。対象は18歳~54歳。同財団を通じた骨髄提供で半身麻痺や死亡例はなく、ドナーの安全を最優先している。また、ドナーと患者が直接連絡することはできず、同財団担当者が連絡調整にあたる。  これまでは日本赤十字血液管理センター(福知山市)などが行う献血会場で年に2~4回程度、ドナー登録を受け付けていたが、献血と併行した登録が効果的なことから、舞鶴では同センターや行政機関との連携の実績を踏まえ、05年9月から全ての献血会場で開始した。  それに伴って説明員の不足に備え、きりんの会などが養成講習会を開き現在は13人に増えた。昨年は57回の登録会を開催し、併行実施以降1145人の登録を数える。府内の総数で見ると、登録者率は全国で3番目の高さになる。  登録会を計画する同会世話人の森下正さんは「登録のペースは全国的に見ても早いと思う。献血を受け付けるボランティアと説明員が同一人なので、説明がスムーズに進んでいることが大きい」と話す。献血ボランティアAOBA会長で説明員の宇野信子さんは「まだまだ多くの患者さんが移植を待っているので、1人でも多くの市民に協力を呼びかけたい」とほぼ毎回会場で受け付けに励む。

写真=学生らに骨髄バンク登録を紹介する説明員たち=舞鶴高専で

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