防災に有効なFM局を 市民らの研究会 2年後開局目指す 3月8日 女川ラジオの高橋さん報告会【舞鶴】

防災に有効なFM局を 市民らの研究会 2年後開局目指す 3月8日 女川ラジオの高橋さん報告会【舞鶴】

投稿日時:2014年3月4日

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災害時の情報発信に威力を発揮するコミュニティーFMのラジオ局を舞鶴につくろうと、企業家や教育関係者、市民らが乗り出した。定期的な研究会で運営などを検討して、2年後の開局を目指している。ラジオの可能性を知ってもらおうと、3月8日午後2時から南田辺の西総合会館で、宮城県女川町のさいがいFMのパーソナリティ、高橋正樹さん(39)の報告会を開く。
 東日本大震災の被災地では被害や避難、支援情報などの発信に、だれもが手軽に受信できるラジオが役立った。震災後も各地でFM局が立ち上がり、生活に必要な情報が提供され、復興を電波で後押ししている。
 舞鶴市でも台風の水害に襲われ、原発から30キロ圏内であることから、防災に有効なFM局を開局しようと、東北の支援をする市民や舞鶴青年会議所、主婦ら約20人が昨年5月、FMまいづる研究会を結成し、運営形態、資金などを議論してきた。
 近隣の綾部や京丹後市のほか、被災地のFM局も視察した。人の声で人と人をつなげたり、町を元気にすることも目的としている。多くの市民や企業、行政の協力を得て、年内にNPO法人を設立する予定という。
 8日の報告会に招く高橋さんは、女川町の蒲鉾店の四代目。女川さいがいFMの中心的なメンバーで、NHKドラマ「ラジオ」で登場人物のモデルになった。震災から学んだ町づくりとラジオをテーマに語る。入場無料。
 研究会代表の植本浩明さん(53)は「ラジオにどんなことができるか、まず知ってもらう第一歩にし、必要性を広めていきたい」と話している。
【問い合わせ】電話090・3057・1921、植本さん

写真=来場を呼びかけるFM研究会の植本さん(右)と楠崇智さん