足下にある感動をキャンバスへ-矢原守 遺作展

足下にある感動をキャンバスへ-矢原守 遺作展

投稿日時:2016年8月19日

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         展示された矢原守さんの遺作
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             作品展の様子

 このたび、舞鶴・丹後を中心に各地の風景を描いてきた故・矢原守さんの遺作展が赤レンガ2号棟で8月7日まで開かれた。
 同展覧会では、冬の西舞鶴駅を描いた風景画や夕暮れ刻の青葉山、野いちご・花などの静物画から港の漁師が働いている瞬間を捉えた力強い人物画、子どもたちの笑顔が印象的な優しい絵、モンゴルの風景やパリのモンテーニュ通りといった旅先の絵など全55点にのぼる。また、油絵だけでなく詩や絵本、手芸品なども展示された。
 同作品展の主催である矢原庸子さんは「自然の豊かな風景を描くのが好きで、自然がもたらしてくれる感動を絵にしたいという思いで筆を握っていたと思います。普段は見過ごすような風景はたくさんあります。身近な所に素晴らしい所がたくさんある。そういう輝き、豊かさを感じていただければと思います」と想いを語った。
 矢原さんが生涯に渡って描いてきた作品たちは、普段当たり前に見てきた世界が、どれほど素晴らしいものなのか、大切にしていかなければならない物なのかを、改めて私たちに気付かせてくれる。