赤煉瓦倉庫7棟が重文指定へ 国の文化審議会が文科大臣に答申【舞鶴】

赤煉瓦倉庫7棟が重文指定へ 国の文化審議会が文科大臣に答申【舞鶴】

投稿日時:2008年4月22日

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国の文化審議会が4月18日開かれ、北吸の赤煉瓦倉庫群12棟の内、現在市政記念館などに活用されている7棟を一括して重要文化財に指定する答申が、文部科学大臣に出された。いずれも明治時代に建築された旧舞鶴鎮守府の建物で、近代化遺産として地域に大切に保存されてきた。市ではこれを機会に赤れんがの町・舞鶴をPRしたいとする。  対象は舞鶴海軍の兵器廠魚形水雷庫(赤れんが博物館)▽同予備艦兵器庫(市政記念館)▽同弾丸庫並小銃庫(まいづる智恵蔵)▽智恵蔵西隣の同雑器庫並預兵器庫▽文庫山学園入口西側の需品庫需品庫3棟。1902(明治35)年~03年に建設された。また、1918(大正7)年に作られた第3水雷庫1棟(舞鶴倉庫の北吸7号倉庫)が付録の附(つけたり)になった。  文化庁によると、「魚形水雷庫は本格的な鉄骨構造の建物として国内で現存するものでは最古級」と評価。また、市内には約130件の煉瓦建造物が残り、特に赤煉瓦倉庫群は特色ある景観を作り、当時作成された行政文書や設計図書も防衛省防衛研究図書館に保存され、建物とともに近代建築史を知る上で貴重な資料という。  市は記念講演会や赤レンガフェスタなどを通して、重文指定の機会をまちづくりに活用していきたいとする。今回で市内の重文指定は4件になる。

写真=重文指定と附となる赤煉瓦建造物

【舞鶴】