西署管内の駐在所やパトカーなどに簡易救命具配置 身近なポリ容器を利用して水難事故防止へ 【舞鶴】

西署管内の駐在所やパトカーなどに簡易救命具配置 身近なポリ容器を利用して水難事故防止へ 【舞鶴】

投稿日時:2002年3月1日

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舞鶴西署(小手石康行署長)は、春休みを控えて、子供たちの水難事故防止を図るため、ポリ容器を利用した簡易救命具20個を製作、管内の交番や駐在所、パトカーなど警察車両に配置した。また、簡単に作れることから、作り方と使い方を示したパンフレットを作成し、防犯推進委員ら関係者、池や川近くの住民に配布して協力を呼びかける。
 簡易救命具は、取っ手のついた洗剤などのポリ容器(2リットル用)を使用する。この容器に3分の1ほど水を入れ、取っ手にナイロン製のロープ約10メートルを結び付ける。ロープの端には、輪を作っておく。子供が池や川に落ちた場合、岸からこの容器を投げ入れ、子供につかんでもらい引き上げる。ロープの輪の部分は、救助者の足に掛ける。
 京都府田辺市内で2月16日、ため池に落ちた保育園児を助けようとして、園児の兄の小学生が水死するという痛ましい事故が発生。これを知った同署地域課の村上泰巡査長(34)=写真=が、日本赤十字社京都府支部の救急法・水上安全法指導員会指導員の溝江幸太郎さん(51)=引土=のアドバイスを受けて考案した。「身近にあるもので、痛ましい水難事故が防げれば」と思いついたという。
 同署地域課の佐藤光男課長は「池や川に子供が落ちた場合、岸から近いため、この救命具をつかんで助けるもので、浮輪ではありません。だれでも簡単に作れるので、万一に備えて多くの方に協力を呼びかけていきたい」と話している。