西方寺の大庄屋上野家運営「KYO・ふるさと加佐」 農業部会を発足し米粉などの自給自足へ実践【舞鶴】

西方寺の大庄屋上野家運営「KYO・ふるさと加佐」 農業部会を発足し米粉などの自給自足へ実践【舞鶴】

投稿日時:2010年6月22日

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舞鶴市西方寺の交流拠点施設「大庄屋上野家」を運営するNPO法人KYO・ふるさと加佐が、このほど農業部会を発足させ、スタッフが米や野菜づくりに励んでいる。施設で提供している食事やパンなどの原料となる米粉などを自前で賄うため。将来的には新規就農希望者の受け皿にもなりたい、となれない農作業に取り組んでいる。  上野家では米粉を使ったパンなどを製造販売しているが、今年に入ってからうどんやロールケーキ、ハンバーガーなど次々と米粉商品を開発。来場者が施設で食べていくほか、持ち帰り用に買っていくなど好評だ。これまで米粉は地元農家が生産し、昨年は1500キロを使用したが、今年はその倍の3000キロが必要になると見込んでいる。  そうした原料を自ら作って安定的に確保するとともに、遊休農地を活用しようと農業部会を立ち上げた。大川営農組合から田んぼと農業機械を借りるなどし、国からの補助金も得て水田70アールでコシヒカリを育てる。また、2アールの畑には味噌づくりのワークショップに使うための大豆をつくるほか、ウリやハーブなどの栽培も検討している。  作業を担当するのはスタッフの北井秀典さん(25)。大学時代に家庭菜園などを体験したが、一からの米づくりは初挑戦。JA職員や地元農家からオーソドックスな米づくりの方法を教わりながら、トラクターでの耕運、田植え、草刈りなどに汗を流した。  北井さんは「手探りしながらの作業ですが、近所の皆さんからいろいろアドバイスをいただき、先生役になってもらっています。土に触れて体のリズムもいい」と話している。

写真=米づくりに励むスタッフの北井さん