被爆地長崎訪れる和田中3年生 「ふりそでの少女像」 製作の思い聞く 元和田中教諭の余江さんから【舞鶴】

被爆地長崎訪れる和田中3年生 「ふりそでの少女像」 製作の思い聞く 元和田中教諭の余江さんから【舞鶴】

投稿日時:2011年6月14日

1106142
写真=少女像の写真を手に話す余江さん

修学旅行で長崎市の原爆資料館を訪れる舞鶴市立和田中学校の3年生41人が6月10日、同館庭園に設置されている「ふりそでの少女像」を製作した元和田中美術教諭の余江勝彦さん(70)=白浜台=から製作時の様子を聞いた。  毎年修学旅行は関東方面に出かけていたが、今年は震災の影響で被爆地の長崎などを2泊3日で訪問する。6月20日に平和祈念像を訪れ、被爆体験を聞くなどする。千羽鶴も持参して捧げる。  原爆で亡くなった福留美奈子さんらが少女像のモデル。振袖姿で荼毘にふされ、その様子を描いた絵がきっかけで、綾部市の母親の志なさんが娘の最後を知り、綾部市の中学生たちが浮島丸事件の犠牲者を追悼する像を作った余江さんに依頼し、ブロンズ像(高さ2・5メートル)が1996年に完成した。  余江さんは和田中在職時に、学校と自宅からも近い場所にアトリエを借りて少女像を製作した当時の様子、いまも毎年8月に長崎を訪れていることを説明した。「和田中の生徒たちが像を見てくれることはとてもうれしい。自分の目でしっかり見て感じてほしい」と話した。  生徒たちは像の前で平和集会を開き、地元の長崎活水高校生たちと交流もする。