被災地「忘れないで」 ドキュメンタリー映画「うたごころ」 12月15日上映 南三陸町の女子高生追う 榛葉監督の講演も【舞鶴】

被災地「忘れないで」 ドキュメンタリー映画「うたごころ」 12月15日上映 南三陸町の女子高生追う 榛葉監督の講演も【舞鶴】

投稿日時:2013年11月29日

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 東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町で、自宅を失った女子高生と合唱部の姿を撮影したドキュメンタリー映画「うたごころ」の上映会が12月15日、余部下の中総合会館で開かれる。震災直後から1年間現地に通った榛葉(しば)健監督の講演もある。主催者は「被災者の『忘れないで』という想いを受け止めてほしい」と来場を呼びかけている。
 倉谷の会社員、浅野幸人さん(57)が、フェイスブックを通じて榛葉監督と知り合い交流し、昨年11月に大阪市内で映画を見た。浅野さん自身も舞鶴などの仲間たちと昨年7月、釜石市などの仮設住宅に支援物資を運んだ。被災地の様子をたんたんと伝え、主人公の女子高生の「忘れないで」との言葉が強く印象に残り、舞鶴での自主上映を仲間たちで取り組むことにした。
 榛葉監督は毎日放送の報道記者時代に、阪神・淡路大震災に関する15本の番組を制作するなど、坂田記念ジャーナリズム賞などを受けた。いまは報道部門から離れているが、個人の立場で南三陸町に1年間通って自費で映画を完成させた。
 映画は大阪のプロシンガー、寺尾仁志さんの歌を聴く気仙沼高校の女子生徒を軸に進む。津波で自宅や親類を失い、仮設住宅に暮らす彼女の家族や歌への想いをはじめ、所属する合唱部の部員の姿、部活動最後のステージで見せつけられた現実を伝える。2011年に撮影され、卒業後を追った2012年版も制作した。今回上映するのは11年版。
 浅野さんは「震災から2年8カ月が経ち被災地への関心が薄れている。もう一度、被災直後の空気を思い出してもらいたい」と話している。収益金の一部は東日本大震災のこども育英募金に寄付する。
 上映は午後1時半から、その後に講演。前売りは一般1,500円、学生1,000円。チケットはミニストップ中舞鶴店、イマヤスハウジングなどで販売中。問い合わせはチーム「うたごころ」舞鶴(電話78・2600、utagokoro@impresslife.jp)。

写真=主人公の女子高生と榛葉監督(右)=撮影・シギー吉田さん

観賞チケットを5人にプレゼント
12月5日までに申し込みを

 主催者の協力で、舞鶴市民新聞社はこの映画に5人を招待する。チケット希望者は郵便番号、住所、氏名、電話番号、市民招待席「うたごころ」係と明記し、12月5日までに申し込みを。
 応募ははがき(あて先〒624―0905福来912―1 舞鶴市民新聞社)、FAX(77・1750)、eメール(maipress@topaz.ocn.ne.jp)で受け付けている。応募者多数の場合は抽選。チケットの発送をもって発表にかえる。