若い世代に活躍の場を 「FMまいづる」開局を前に講演会 震災の教訓と声の力 元石巻西高校長が助言【舞鶴】

若い世代に活躍の場を 「FMまいづる」開局を前に講演会 震災の教訓と声の力 元石巻西高校長が助言【舞鶴】

投稿日時:2016年3月22日

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コミュニティーFM「FMまいづる」の開局を前に、東日本大震災から防災を考える講演会「声のちから ラジオの力」(FMまいづる研究会主催)が3月13日、舞鶴市伊佐津の西駅交流センターで開かれた。宮城県立石巻西高元校長で仙台大学の齋藤幸男教授が「生かされて生きる~震災の教訓と教育の力」と題して講演し、関係者によるパネルディスカッションなどが行われた。(渡辺由徳)
 講演では、震災の避難所や遺体安置所だった同校で当時教頭だった齋藤さんが、震災発生時の津波や学校の様子を映像で紹介しながら、「情報」と「人の声」が必要だったと振り返った。
 生徒たちが自主的にダンスや駅伝大会を始めたことで学校に笑顔が戻り、「生徒、教師を育てるのも、学校をつくるのも生徒だった。舞鶴のFMも若い人たちに活躍の場を与えてほしい」と呼び掛けた。
 パネルディスカッションでは齋藤さんと、FMまいづるの中西進放送局長、FMまいづる研究会の山内茂樹さん、同会メンバーの疋田聡子さんが、ラジオの「声の力」によるコミュニケーションのあり方について語り、聴覚障害者に対してラジオが果たす役割などを考えた。
 最後にFMまいづるゼネラルマネージャーの時岡浩二さんから「FMまいづる」が4月18日正午に開局を予定していることが発表された。
 時岡さんは「高校生による番組も計画しており、講演を聞いて、若い人の経験の場をつくることへの可能性を感じられた。愛される放送局になるようがんばっていきたい」と話していた。

写真=パネルディスカッションでラジオの声の力について語る齋藤さん、中西放送局長、疋田さん、山内さん(左から)