舞鶴月よう俳句会、結成10周年で合同句集 気の合う仲間22人が身近な出来事詠む【舞鶴】

舞鶴月よう俳句会、結成10周年で合同句集 気の合う仲間22人が身近な出来事詠む【舞鶴】

投稿日時:2008年1月18日

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【舞鶴】

舞鶴月よう俳句会(岡田陽子主宰)は結成10周年を記念し、合同句集「めりーごーらんど」(83ページ)をこのほど発刊した。会員の多くは入会して初めて俳句に親しんだが、いまでは気の合う仲間たちと作品づくりの楽しさが支えにまでなる。22人が子供や夫などの家族や日常生活、舞鶴の山や海、季節の移ろいを十七文字の世界に詠み掲載している。次の10年に向けともに励まし歩みたいとする。  俳人の橋本美代子さんが主宰する結社「七曜」同人の岡田さん(58)=余部下=が呼びかけ、1997年7月に発足。毎月第1月曜日に、当初は5、6人で定例句会を開いた。次第に人から人へとつながり、40代~80代の20人を超えるまでに増えた。2年前までは岡田さんの母の瀬野きみ子さんが選者を務めた。  定例句会では各自が事前に詠んだ5句を作者を伏せて出句し、その中から各人が秀作と評価する数句を選ぶ。作品を選ぶ鑑賞眼を養うことが作品づくりの力にもつながっている。「見る・よく視る・深く観る」を大切に、形のあるもので自分の気持ちを表現し、身近な出来事を題材に詠む。  合同句集は全て自薦によって、多い人で10年間の句会で500句詠んだ中から20句に絞り、入会数年の人は10句を選んで掲載した。糸トンボに自分の生きざまをなぞらえたり、退院した娘と夜に長メールをした様子などを詠んでいる。岡田さんは「句会はよい句に出会える楽しみがあり、また自分の気づかない感じ方を引き出してもらえます。感性豊かなメンバーに恵まれ、一つの区切りが形になってうれしい」と話す。  発足から続ける木村泉さんは「句を見るとアルバムの写真のように当時のことが次々と思い出されます」、入会3年の白須賀揚子さんは「アットホームで楽しい句会です。季節感ある日本語の美しさが大好き」、瀬野ちひろさんと南部としえさんは「落ち込んでいる時でもみんなの句を見て元気になります」「余分なものを削ぎ落とす俳句が、シンプルな生き方の指針になっています」と俳句の魅力を楽しんでいる。  500部作成した。少し残部がある。
【問い合わせ】電話64・0033、岡田さん

写真=合同句集を手に新年句会に集まったメンバーたち

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