舞鶴出身の田主さん 版画176点 市へ贈る 故郷の風景、世界の民族など【舞鶴】

舞鶴出身の田主さん 版画176点 市へ贈る 故郷の風景、世界の民族など【舞鶴】

投稿日時:2014年4月15日

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舞鶴出身の版画家、田主誠さん(71)=茨木市=が、昨年11月の展覧会に出品した全作品176点を舞鶴市に寄贈し、4月10日、多々見良三市長に目録を手渡した。舞鶴の風景や世界の民族、三角形による表現世界などを描いた。
 家業の印刷業を手伝って育ち、海上自衛隊で事務官をしながら創作を続け、旧ユーゴスラビアの国際版画展に入選。1977年に国立民族学博物館に移り、民族学シリーズの版画を製作した。50歳を機に退職して世界各地の文化を見て歩き新聞などに連載し、作品点数は1万点を超えた。
 昨年11月に智恵蔵で展覧会を開催。舞鶴湾の波から着想した三角形を組み合わせた抽象的な絵、丸山小学校の児童たちが運動会の練習で走る姿、アフリカなどの仮面シリーズ、ネパールやタイなどの人々の暮らしを描いた版画を並べた。
   田主さんは「独学で絵を学んできた私の技法が子供たちの参考になれば」と話している。今後も毎年200点を展示して市に寄贈したいという。今年は9月に作品展を開く予定。市は寄贈作品を市民に紹介する。

写真=寄贈した版画と田主さん