舞鶴出身のピアニスト 桑原さん リストが描くスイスの美しさ熱演 ハンガリーから帰国後 初のアルバム発表【舞鶴】

舞鶴出身のピアニスト 桑原さん リストが描くスイスの美しさ熱演 ハンガリーから帰国後 初のアルバム発表【舞鶴】

投稿日時:2012年6月5日

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 10年以上にわたってハンガリーに滞在し、昨年日本に拠点を移した舞鶴出身のピアニスト、桑原怜子さん=大阪府在住=が、帰国後初めてのCDアルバム「リスト巡礼の年・第1年スイス」をこのほど発表した。ハンガリー生まれのリストが旅したスイスの美しい自然と風景を元に書いた曲を、ヨーロッパで実力を磨いた桑原さんが渾身の想いを込め奏でている。  4歳から本格的にレッスンを始めた桑原さんは、神戸女学院大学ピアノ科の池田洋子教授らに師事し、桐朋女子高校音楽科に進学。3年生の時、日本クラシック音楽コンクール全国大会・高校の部で2位に入り、卒業後は同大学へ進んだ。  ハンガリー国立リスト音楽院のジョルジュ・ナードル教授が桑原さんを指導する機会を持ち、情熱的で力強い演奏の才能を見抜き、同音楽院への留学を勧め2000年にハンガリーに渡った。Gianluca Campochiaro国際音楽コンクールで1位など評価を高め、06年卒業後もハンガリーに留まり、欧州や日本で室内楽やソロリサイタルで活躍していた。  完全帰国後初のアルバムは、DPICレーベル発足の記念すべき第1作。リストが旅の中で心に留めた出来事をモチーフに書いた作品を、「巡礼の年」として第1年~3年のシリーズの曲集に再編集したアルバムで、若手実力派の桑原さんが第1年を担当する。  若きリストが旅したスイスの印象を元に作曲した「田園」「泉のほとりで」など、10曲が収録されている。桑原さんは「ハンガリーに留学しリスト音楽院で学んだピアノ人生の集大成として制作に挑みました。リストが癒されたスイスの自然を感じてもらえればうれしい」と話している。CDは2,000円。

写真=桑原さんが演奏したCDアルバムのジャケット