舞鶴かまぼこ協同組合 体験施設が完成 特産のかまぼこ作れます 地元の魚で2段蒸し 特有のコシ味わって【舞鶴】

舞鶴かまぼこ協同組合 体験施設が完成 特産のかまぼこ作れます 地元の魚で2段蒸し 特有のコシ味わって【舞鶴】

投稿日時:2013年4月16日

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舞鶴の特産品であるかまぼこを作ってもらおうと、舞鶴かまぼこ協同組合は下安久の組合事務所に製造体験施設を完成させた。地元で獲れた魚を使って、工場で導入されている2段蒸しの製法で特有のこしのあるかまぼこに仕上げ、食べてもらう。5月から教室の受け入れを開始し、観光客の誘致にも役立てたいとしている。
 舞鶴では江戸時代初期ごろからかまぼこ作りが始まったとされ、現在は5社がある。同組合が一括して良質な原材料を購入して品質を維持し、舞鶴や近海で獲れたシログチなどの生すりみを4割以上使い、45度と85度の2段階の蒸し方を採用するなどして、しなやかな弾力などを生んでいる。
 学校関係者や観光客から「自分でも作ってみたい」との声を多く聞くようになり、体験施設を計画。市のチャレンジファンドから1,000万円の補助を受け、総費用1,600万円で事務所倉庫を改修し製造機械を設置した。
 施設は広さ約30平方メートル。魚の身をミンチにするチョッパー、攪拌(かくはん)する石臼の装置などを備え、かまぼことちくわ、揚げ物を、魚肉を練り板に成形し、蒸し、焼き上げるまで職員に教わりながら体験できる。参加人数は1回につき最大で10人まで。費用は一人1,500円。
 同組合の辻義雄参事(58)は「地元のかまぼこのおいしさを知ってもらうだけでなく、観光客の呼び込みにも貢献したい。将来は他の団体とも協力し、作り、食べ、見て、買うことが一体となった施設へと規模を拡大できれば」と話す。
 4月22日に吉原小学校の児童たちが体験しプレオープンする。5月から希望者を受け入れるが、当面は手探りで利用を進めていく。

写真=製造装置を備えた施設