精神の障害を抱える人たちを対象に 東舞鶴病院がデイケア事業をスタート 【舞鶴】

精神の障害を抱える人たちを対象に 東舞鶴病院がデイケア事業をスタート 【舞鶴】

投稿日時:2009年10月23日

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大波下の東舞鶴病院が、精神の障害を抱える人たちを対象に、デイケア事業をこのほどスタートさせた。運動が苦手な人たちにもゆっくり過ごしてもらおうと、敷地内の庭付き民家を改修して、大規模な施設とは異なる雰囲気の建物で、趣味の創作活動や仲間づくりなどを通して、対人関係の修復や自立への自信を取り戻してもらう場にとスタッフらが支える。今後、利用者と相談しながら活動プログラムを考えていく。東舞鶴病院は神経科、精神科、内科の診療科を備えている。医療機関が精神科のデイケアを開設するのは、舞鶴市内では舞鶴医療センターに次いで2カ所目。精神科に通院中で人付き合いが苦手な人などを利用対象者とするが、同病院では運動に抵抗がある人らの居場所としても念頭に置いている。病院に隣接する2階建ての木造民家(床面積180平方メートル)を改修し、1階の広いリビングに机と椅子を配置。絵を描いたりなどの文化的な取り組み、ゲームなどのレクリエーション、庭での作業、散歩、キッチンを使っての料理教室などの活動をプログラムに検討している。医師や精神保健福祉士、作業療法士ら4人のスタッフが対応し、気軽に参加してもらうため、無料送迎バスも運行する。利用は月曜~金曜の午前9時~午後4時。1日の参加が困難な人は半日のみのショートケアの利用もできる。現在は1日平均7~10人が通っている。心理療法士のスタッフは「外に出て仲間づくりをすることは大きな力になる。利用するメンバーたちとともに考えて、のんびりとゆっくりと過ごしてもらえるデイケアにしたい」と話している。
【問い合わせ】電話62・3606、同病院医療相談係

写真=活動の場となる敷地内の庭付き民家を改修した室内