粕入りカレーが人気 「池田酒造」と「舞鶴弁当」 手間かけ独自の味に 1日限定30食、売り切れ続く【舞鶴】

粕入りカレーが人気 「池田酒造」と「舞鶴弁当」 手間かけ独自の味に 1日限定30食、売り切れ続く【舞鶴】

投稿日時:2011年2月4日

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写真=純米酒と酒粕を手にする池田さんとカレーを作る森下さん(左)

舞鶴で唯一の酒蔵「池田酒造」=中山=と弁当製造・販売の「舞鶴弁当」=伊佐津=がコラボレーションし、出来上がった酒粕入りカレーが人気を呼んでいる。池田酒造で日本酒を搾った後にできる酒粕を使って、舞鶴弁当の森下健史さん(37)が手間をかけ、こくがありこれまでにないカレーに仕上げている。酒粕が健康にいいと注目されていることも重なり、売り切れが続いている。  池田酒造は日本酒の需要の減少で、大手メーカーから原酒を買い上げる「樽買い」を続けていたが、会社員だった池田恭司さん(41)が家業を継ぎ、叔母の孝子さんが杜氏を務め、自家醸造を復活させた。今年で3シーズン目の仕込みで、徐々に販売量も増えている。いまが純米酒などの仕込みのピークを迎える。  森下さんは酒粕の美肌効果や肥満防止、糖尿病を抑制する働きなどを学び、隠し味に日本酒を使う変わりに様々な料理に酒粕を使ってきた。店で扱うビーフカレーにも使うことにし、地元の食材にもこだわっていることから池田酒造の酒粕を取り入れ、昨年春から販売を始めた。  カレールーを入れる前に酒粕を入れる。このほかにもハーブや香辛料など独特の味付けをし、寝かせて3日かけて完成させる。こくとオレンジの風味があり、後味がすっきりしたカレーに仕上げた。1日30食のみ限定で販売している。冬場は搾りたての酒粕を使い、シーズン以外は冷凍保存して確保し、1年中カレーを欠かさない。  森下さんは「酒粕は健康にいいだけでなく、食材のよさを引き出してくれます。これからも池田さんの酒粕を使った料理を広めていきたい」とし、カボチャクリームスープなど他のメニューの開発にも取り組む。池田さんは「酒造りの副産物の酒粕をここまで広げて考えてもらってうれしい。今シーズンもいろいろ工夫しながら仕込みをし、純米酒は狙った味を出すことができほっとしています」と話す。
 カレーは500円。

【問い合わせ】電話76・8880、舞鶴弁当
酒粕は1袋(400グラム)280円。無濾過の純米酒搾りたて生の720ミリリットル瓶1,240円、1.8リットル瓶2,480円。池田酒造や市内の酒販店で扱っている。
【問い合わせ】電話82・0005、池田酒造