笑顔つながる場に 小倉に「ほっこりステーション」オープン 障害ある子の親たち 願い形に【舞鶴】

笑顔つながる場に 小倉に「ほっこりステーション」オープン 障害ある子の親たち 願い形に【舞鶴】

投稿日時:2015年5月15日

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障害のある人たちに本当の笑顔でいられる居場所をつくろうと、一般社団法人「ほっこり」(橋本伸子代表)が、舞鶴市小倉に障害者福祉施設「ほっこりステーション」を立ち上げ、5月9日、開所式をした。施設内での作業だけでなく、畑での農作業や積極的に外に出かけて地域の人とつながる活動をしていく。住民との交流の場としても利用を呼びかける。
 「障害のある子供たちの地域生活を考える会」として2002年に発足、14年に一般社団法人を設立し、子供たちの外出などの余暇活動を支援してきた。理事メンバーたちは障害のある子供を持つ親が多く、子供たちが元気に笑顔で過ごせる場をつくろうと、自ら願いを形にすることにした。
 小倉の国道27号沿いにある同ステーションは、生活介護と就労継続B型の事業を行う。定員は知的、身体障害者の20人。現在は舞鶴支援学校を卒業した21、22歳の3人が利用する。広さは190平方メートル、職員は8人。
 様々な作業内容があり、体調に合わせてできる農業を中心にすえようと、堂奥にブルーベリーの苗木115本を植え世話をし、収穫は4、5年後を見込む。このほかにもジャガイモの栽培、杉山の農園でゴボウやフキづくりもしている。
 また、外出してのレクリエーション、創作活動、買物と調理体験、休日に地域コミュニティーの場に利用してもらう事業、災害時の避難などを考える防災支援事業、休日に外出を支援する余暇活動応援事業なども取り組む。
 開所式には福祉関係者、民生児童委員ら約30人が出席し、念願のオープンを祝った。橋本代表は「障害のある一人一人を大切にし、できることを一緒に探しながらやっていきたい。そして地域の人たちにも気軽に立ち寄ってもらえれば。ほっこりが出来てよかったと言ってもらえるよう、これからも力と知恵と心を貸してください」と晴れやかな表情であいさつした。
 ほっこりステーションの問い合わせは電話77・8110。

写真左=思いを語る橋本代表。後方は利用者が描いた絵
写真右=施設の外観