空き缶集め車いす贈ろう 城南中生徒会 3万6千個目標に、残り4千個まで迫る 毎週水曜登校時 地域の人らも協力【舞鶴】

空き缶集め車いす贈ろう 城南中生徒会 3万6千個目標に、残り4千個まで迫る 毎週水曜登校時 地域の人らも協力【舞鶴】

投稿日時:2013年1月22日

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 舞鶴市京田の城南中学校(櫻井秀之校長)の生徒たちが、アルミ缶の空き缶を集めて車いすを贈る運動に取り組んでいる。昨年4月からスタートしたが、いまでは地域にも広がり、毎週水曜日の回収日に持ち寄る人も増えてきた。3月までに目標の3万6千個を集める予定で、あと4千個に迫る。協力を呼びかけている。
 城南中は約四年前から空き缶集めを始め、リサイクル業者に引き渡して換金し、生徒会活動の費用に役立てていた。しかし、東日本大震災をきっかけに、空き缶回収をボランティア活動に活かそうと生徒会で話し合った。舞鶴赤十字病院や特別養護老人ホームなどを訪れ、クリスマスカードを贈るなどの交流体験から、車いすを寄贈することにした。
 アルミの空き缶3万6千個で車いす1台と交換している一般社団法人「環公害防止連絡協議会」(三田市)の活動を知り、昨年春から回収を開始した。毎週水曜日の午前8時から30分間の登校時に、生徒会や野球部などの生徒たちが正門と裏門に立ち、空き缶を受け取っている。
 最初は1回に400個ほどしか集まらなかったが、チラシを作って地域に配ったり、体育祭や文化祭で保護者や住民に呼びかけると、秋ごろから次第に増え、散歩がてら持ってくる人もおり、1,400個集まる日もあった。
 前期生徒会長だった3年生の段大翔君(15)は「がんばって生きている被災者を見て、学校でもできる活動をしようと思った」、後期会長の3年生、堀江李さん(同)は「たくさんの生徒だけでなく、毎回持って来てくださる人もいます」、現会長の2年依田響さん(14)は「先輩たちから活動を引き継ぎ、お世話になっている地域の方たちにお礼の気持ちを込めて取り組んでいきたい」と話している。
 車いすの贈り先は検討して決めることにしている。回収への協力を求めている。
【問い合わせ】電話75・0137、同校

写真=これまで集まったアルミの空き缶と協力を呼びかける生徒たち