祝・日本遺産認定。海軍文化を育んだまちの物語。【舞鶴】

祝・日本遺産認定。海軍文化を育んだまちの物語。【舞鶴】

投稿日時:2016年5月6日

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写真=日本遺産認定を報告する多々見市長
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   写真=懸垂幕を見上げ喜びを分かち合う市民ら

舞鶴市は4月26日、旧海軍鎮守府四市のストーリー「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴〜日本近代化の躍動を体験できるまち」が日本遺産に認定されたのを記念し、市役所庁舎に懸垂幕を掲げた。
 多々見良三市長は「本日は皆さんとこの喜ばしい快挙をともに分かち合うことができ、大変うれしく思っています。まちの成り立ち、歩んできた歴史そのものがオンリーワンであり、日本遺産ブランドとして相応しいもの。これは長年にわたり近代化遺産を活かしたまちづくりを育んできた、多くの市民の皆さんの活動の賜物であります。」と街全体で勝ち取った快挙を喜んだ。認定を受けた四市は近く「旧軍港市日本遺産活用推進協議会(仮称)」を設立し、国の助成を受けた遺産の保存活用事業計画を行っていく。
 日本遺産とは地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するもの。
平成26年度の第1回申請では18件が認定され、今回は2回目の募集で全国19件が認定された。平成32年までに全国で100件程度が認定される予定。
 舞鶴市では、かつて旧舞鶴海軍軍需部第三水雷庫や弾丸庫などとして使用されていた舞鶴赤れんがパーク各棟や、舞鶴鎮守府初代司令長官・東郷平八郎の官舎として使用された「東郷邸」など22件が含まれる。
また東舞鶴浜地区には、碁盤目状に整備され、「八島」「敷島」「朝日」などの軍艦名が付いた通称・軍艦通りが存在。食文化として「海軍割烹術参考書」という、1908年に作られたレシピ本が現存、100以上の海軍料理が記されるなど、軍港都市として海軍・近代化遺産とともに歩んできた歴史背景を感じることができる。
 記憶に新しい「ユネスコ世界記憶遺産」と今回の「日本遺産」という二大ブランドを持つ街になった舞鶴。これからのプロモーションが非常に大事になって来るが、今後の展開が楽しみだ。

写真(左)=日本遺産認定を報告する多々見市長
写真(右)=懸垂幕を見上げ喜びを分かち合う市民ら