真名井の清水で街づくり「日本庭園」整備 1月16日に記念イベント、名称を募集【舞鶴】

真名井の清水で街づくり「日本庭園」整備 1月16日に記念イベント、名称を募集【舞鶴】

投稿日時:2008年1月11日

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【舞鶴】

新世界商店街振興組合(堀嶋輝一理事長)は、地域の歴史資源を活かして街の活性化と地元の交流を図ろうと、引土の京都交通バス待合室南隣(JR西駅前)に、真名井の清水を使った井戸を備えた日本庭園「井戸端会議」(仮称)を整備した。真名井の清水は細川幽斎が城内に引き入れ利用し、わき水を使った都市上水道として日本で最古とされる。1月16日に現地で除幕式と記念イベントを開く。庭園の名称を市民から募集している。  真名井の清水は公文名と七日市の境の池のわき水を源泉とする。奈良時代に編纂された「丹後風土記」にも、その味甘露の如し、万病を癒す力があると記され長い歴史を持つ。1580(天正8)年田辺城を築城し城下町づくりをした幽斎が、上水道として城内まで引き、茶を楽しんだとされる。水路の1部はいまも残り、地元の人たちは田辺の御水道(おすいどう)と呼んでいる。  この地域の名水をもっと知ってもらうとともに、観光スポットに仕立て街の活性化や憩いの広場につながる施設整備を長年の課題とし、元駅前派出所の跡地を利用して日本庭園(86.78平方メートル)を完成させた。総檜造りの東屋の下に四国産の緑石を配置、水が湧き出るようにした。また、電動ポンプによる井戸を設け、無料の水汲み場を作った。深夜はポンプを止める。  庭園には幽斎が受け継いだ古今伝授にちなみ、「おがたまの木」などの3本を植栽したほか、竹垣で囲んだり、天然石のテーブルと椅子、白砂利を敷き詰めた。2台分の駐車スペースもある。総事業費は510円。府の地域力再生プロジェクト支援事業の認定も受け、府などから340万円の補助を受けた。  堀嶋理事長は「水の回りで井戸端会議が行われる地域コミュニティーづくりに役立てば。将来はお茶会や歌会などの利用もしてほしい」と話していた。  16日午前10時から現地で除幕式をし、午後5時から餅つきをしてぜんざいやお茶などを無料で振る舞う。日本庭園の名称の公募は住所、氏名、電話番号、名称を記入し、今月末までにはがきかFAXで、堀嶋輝一理事長(〒624―0841 引土125-4 ホリシマクリーニング内、 FAX75・2570)へ。名称に選ばれた人には同商店街の商品券を贈る。  同組合は商店街の活動を紹介するホームページも開設した。アドレスはhttp://www.maizuru-shinsekai.net/

写真=井戸や東屋などを設けた庭園

【舞鶴】