犬や猫たちと人とのふれあい活動 「ハーモニー」が施設で心の刺激や癒し 【舞鶴】

犬や猫たちと人とのふれあい活動 「ハーモニー」が施設で心の刺激や癒し 【舞鶴】

投稿日時:2006年6月2日

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写真左=犬とふれあい表情を和ませる寿荘のお年寄り
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写真右=一緒に活動する「ハーモニー」の会員と動物たち

今年の干支は戌。犬たちと人とのふれあい活動に取り組んでいるのが、ボランティアグループ「ハーモニー」(飯田弘子代表、15人)。高齢者や障害者の施設を犬や猫とともに訪れ、ふれあうことで人に心の刺激や癒しを与えている。6月11日には、愛犬と楽しく暮らす方法を学んでもらおうと、認定家庭犬しつけインストラクターの築山清美さんを講師に迎え、セミナーを開催する。全国の獣医師らを中心とした社団法人日本動物病院福祉協会が、人と動物とのふれあい運動(CAPP)のボランティア活動を提唱し、1986年にスタート。舞鶴では元市民病院の医師が呼びかけ、獣医師や愛犬家の市民らが94年にハーモニーを設立した。現在は会員たちが特別養護老人ホーム「寿荘」を2カ月に1回、知的障害者授産施設「みずなぎ学園」を月に1回など訪れる。同行する動物は猫もいるが、ゴールデンレトリバーやチワワなど犬が多い。参加できる動物は、人が好きな社会性に富むものが選ばれる。施設を訪れる48時間以内にシャンプーなどのケアも施す。活動第1号犬は、雑種の捨て犬を保護し育てた。リーダー犬は相手によって動きを変える。高齢者に対してはじっと動かず、障害者には一緒に散歩し、自分の行動を通して他の犬にルールも教えている。最初は犬を怖がっていた高齢者も、次第に慣れて頬ずりする変化も見られる。寿荘の職員は「以前飼っていた犬のことを思い出し、泣きながらも笑顔を見せたり、ふだん表情のない人も和やかな顔を見せてくれています」とその効用を話す。メンバーで獣医師の安積初江さんは「動物の持っている力を借り、私たちもエネルギーをもらっています」と話している。飯田代表は「ボランティア活動に適性のある動物がなかなか育たないなど悩みはありますが、待っていて下さるのをひしひしと感じます」と、今後も動物をパートナーとして活動を続ける。ハーモニーでは毎年、動物の飼い方などの啓発活動にも取り組む。第6回目の今年は、11日午後1時から浜の舞鶴トラベル2階(JR東駅北口)で開く。定員は30人。参加は無料。
【問い合わせ】電話64・1210、あづみ動物病院。