火災から みんなで守ろう 文化財-金剛院で防火訓練-

火災から みんなで守ろう 文化財-金剛院で防火訓練-

投稿日時:2017年1月27日

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             重要文化財の三重塔から火災が発生したという設定での訓練
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                    東消防署隊員と5つの消防団員

 鹿原の金剛院で1月22日、文化財防火デーに合わせ、3年ぶりに防火訓練が実施された。
 金剛院では昭和56年(1981年)、火災に見舞われ、方丈や土蔵が焼失したこともあり、訓練を通して、火災危険の排除、防火対策、市民の意識向上を図ろうと取り組まれている。
 当日は、重要文化財の三重塔から火災が発生したという想定で行われ、東消防署と地域の5つの消防団の計55人と消防車両14台が参加。防火水槽と鹿原川の水を使用し放水活動などを行った。 
 今儀浩一東消防署長は「火災はどんな状況でも起こりうる。少ない水位の中での難しい訓練だったが、どんな想定でも対応できるように準備をしておかなければならない」と消防隊員・団員を鼓舞した。
 松尾義空(ぎくう)住職(51)は「金剛院には、国の重要文化財の3分の1を収蔵しており、市民、国民の大切な財産。防災・防火に勤め、しっかりとお預かりすることで後世に伝えていくことが責務だと思っています。(こういった形で協力してくれる)地域の方や行政の方には感謝しております」と文化財を守る責務と地域への感謝を語った。