消防団のあり方へ議論始める 団員の減少傾向続く 市が審議会を設置 環境整備、女性消防団などテーマに【舞鶴】

消防団のあり方へ議論始める 団員の減少傾向続く 市が審議会を設置 環境整備、女性消防団などテーマに【舞鶴】

投稿日時:2013年11月19日

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舞鶴市は、消防団のこれからを考える審議会を設立し、委嘱された委員たちが議論を始めた。人口減や少子高齢化、地域に対する意識の希薄化などで消防団員数の減少傾向が続く。これまでの消防団のあり方を見直し、団員確保に向けた環境整備や女性消防団などをテーマに、1~2年をかけ話し合い多々見良三市長に答申する。
 消防団員は自分の仕事を持ちながら、災害時には消防団員として活動する特別職の地方公務員になる。全国で団員は110万人以上いたが、人口減や会社員の増加など現在は88万人を下回る。
 舞鶴市の消防団でも同様の問題が起きている。団員数は1975(昭和50)年のピーク時には条例定数の1380人いたが、2003(平成15)年以降急激に減少。現在20個団を合わせた実数は1164人(13年10月1日現在)で、充足率は84・4%。中でも東消防団は定数57に対し実数34で充足率59・6%、西消防団は同52に対し同36(同率69・2%)と市街地で団員が少ない課題が浮かぶ。
 綾部市などには女性団員がいるが、舞鶴には自主的な女性消防組織が吉原地区などにあるだけで、女性団員は存在しない。
 団員の平均年齢は05年が40歳だったが、現在は43歳と40代が主力。就業形態の変化に伴って、以前は農林水産業など自営業者が多かったが、いまはサラリーマンが全体の75%を占め、勤務中の昼間の防災力の低下が懸念される。
 審議会は舞鶴高専の太田泰雄校長を会長に、元市消防幹部、婦人消防隊、市民公募らの11人からなる。消防団の管轄エリア、団員の配置、消防機器など5項目について多々見市長から諮問を受け、議論を深める。2回目の会合は12月開催で調整している。  太田校長以外の委員は次の皆さん。(敬称略)
 麻尾肇▽亀井重義▽山本伊三夫▽藤川恵美▽上山勇治▽福田英都子▽松田裕子▽福本清▽柴田信幸▽藤村登


表=舞鶴市の各消防団の現状(2013年10月1日現在)