河辺八幡神社の府指定文化財 南北朝時代の「石灯籠 」修復終え里帰り 【舞鶴のニュース】

河辺八幡神社の府指定文化財 南北朝時代の「石灯籠 」修復終え里帰り 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年12月26日

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舞鶴市辺中の河辺八幡神社(坂根章宮司)に修復の終わった府指定文化財の石灯籠が里帰りし、このほど境内で設置作業が行われた=写真。この石灯籠は、南北朝時代の貞治3年(1364)に建造され、640年の歴史を刻んでいる。文化財関係者によると、同型で同時代の石灯籠は2基ほどしかなく、1基は野田川町の八幡神社にあり、国の重要文化財に指定されいるという。
 河辺八幡神社の石灯籠は、保存状態もよく、銘文や模様彫り、線刻も鮮明に残っており、野田川町のものに匹敵する逸品。平成8年3月に市指定から府指定の文化財となった。
 修復作業は、9月から約3カ月かけて、京都の文化財修復専門業者によって行われた。長年風雨にさらされていたことから、ひび割れた傘の部分を中心に修復され、さらに全体に磨きをかけて仕上げられた。修復費用は氏子らの寄付や府の補助金が充てられた。
 歴史の風格のある石灯籠が見事に修復され、正月の初詣での参拝者らを迎える。
 (記事と写真 ボランティア記者・河西昭彦さん)