次代の演奏家高く評価 東高2年の尾松さん 全国箏曲祭・岸邊賞に輝く 受賞今後の励みに「もっと学びたい」【舞鶴】

次代の演奏家高く評価 東高2年の尾松さん 全国箏曲祭・岸邊賞に輝く 受賞今後の励みに「もっと学びたい」【舞鶴】

投稿日時:2014年1月14日

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東舞鶴高校2年生で箏アンサンブル斗為巾メンバーの尾松優希(ゆうき)さん(17)=矢之助町=が、福岡県久留米市でこのほど開かれた第20回賢順(けんじゅん)記念くるめ全国箏曲祭で、次代を担う若手演奏家に贈られる「岸邊成雄(しげお)賞」に輝いた。尾松さんは「うれしいよりもびっくりした」と受賞を今後の励みにしている。
 約400年前、箏曲を作りだした善導寺の僧、諸田賢順を讃えて始められたコンクール。年齢やプロ、アマチュアを問わずに全国の演奏家が競う。今回は50人が応募し、録音演奏による予選審査を通過した10代~30代の23人が本選に出場したが、毎年プロが多くを占める。
 尾松さんは中学3年で全国小・中学生箏曲コンクールで銅賞、昨年夏の全国邦楽コンクールで銅賞を受賞した。アマの学生以外が集まるコンクールは今回が初挑戦。プロの演奏を聴き勉強しようと思った。
 前日のリハーサルでプロのレベルの高い演奏を聴き落ちこみもしたが、自分の曲をしっかり弾こうと気持ちを切り替えた。得意とする現代邦楽の曲「蘇る五つの歌」を大きなミスなく演奏し、将来を期待される若手を対象とした岸邊賞を受けた。
 尾松さんは「賞のことは考えていなかったので名前を呼ばれてびっくりした。自分にはまだまだ足りないところが多いとわかり、古典の邦楽も学びたい」と話す。
 指導する沢井箏曲院師範の立道明美さんは「パワフルな演奏が持ち味で、注意されたことをすぐ消化して自分のものにでき、何よりもお箏が好きなことが音から伝わってくる。自分らしい演奏の魅力を見つけだしてほしい」と励ましている。

写真=若手演奏家に贈られる岸邊賞を受けた尾松さん