東高出身・みなみじゅんこさん(東京都) 作家デビュー、ダンゴ虫の世界を仕掛け絵本で描く【舞鶴】

東高出身・みなみじゅんこさん(東京都) 作家デビュー、ダンゴ虫の世界を仕掛け絵本で描く【舞鶴】

投稿日時:2008年6月27日

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東舞鶴高校出身のみなみじゅんこさん(46、旧姓鹿田さん)=東京都立川市在住=が、仕掛け絵本2作をひさかたチャイルド(東京都文京区)からこのほど同時出版し、絵本作家デビューを果たした。オリジナルの手作り絵本の創作活動をしていたが、出版社からは初の作品。子供たちの大好きなダンゴ虫を主人公に、土の中を覗いたりできる仕掛けページが設けられ話題になっている。全国の書店で発売中。  みなみさんは両親の帰郷に伴って白糸中と東高を卒業。美術の進路を選択するか悩んだ末、短大を経て大阪市内の幼稚園に勤務したが、子供たちのものを作る姿に刺激され、1年間、夜間の美術専門学校で学んだ。自分の想いを形にするには、絵本が最適と創作意欲が高まり、手作り絵本の世界に入った。  その後も夫の転勤先の各地で、手作り絵本サークルに入会し活動を続けた。盛岡市の手作り絵本コンクールで入選、東京都立美術館の東京展・絵本の部で優秀賞を受けた。実家の家電店を舞台にしたり、2人の息子に読み聞かせる作品などを、1年に1作のペースで20年間続け仲間たちと作品展も開いている。  今回の2作『てとてとだんごむし』『ととととだんごむし』の原型は2006年に完成し、作品展に出品していたところを出版社の目に留まり、出版を持ちかけられた。1作に新たな仕掛けを作ったり、絵を手直しするなど時間をかけて仕上げた。  息子がダンゴ虫と遊んでいる様子をヒントにし、テントウ虫の案内で出かけたりする物語。ストーリーの展開の途中に、地面の穴を覗いたり葉っぱをどけたりできる仕掛けがる。優しい色使いで虫や植物を描き、一緒に散歩している気分にさせてくれる。両作とも縦横15センチ四方で24ページ。各5000部発行した。1冊1050円。  みなみさんは「1冊しか出来ない手作り絵本と違い、広く読んでもらえる出版という気持ちもどこかにあったかもしれません。いま絵本がいろんな出会いをしてくれ、反響をいただいてうれしい」と話している。  市内の書店でも扱っている。
【問い合わせ】電話03・3813、7726、ひさかたチャイルド

写真=ページに仕掛けが設けられた絵本2作

【舞鶴】