東消防署・防災センター庁舎が完成 東西を一元化し新指令システム  【舞鶴】

東消防署・防災センター庁舎が完成 東西を一元化し新指令システム 【舞鶴】

投稿日時:2004年3月26日

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浜の舞鶴市東消防署・防災センターの庁舎が完成し、3月22日、報道関係者に公開された。これまでは災害の受発信を東西の消防署で行ってきたが、新庁舎に一元化して新たな指令システムを導入。災害の通報の発信地をすぐさま表示できる地図検索装置などにより、通報から出動までの時間を短縮できる。また、防災センターでは全国でも3カ所目となる3Dシアターを設置し、地震の恐ろしさを体感できるなど、市民の自主防災学習の拠点となる。
 新庁舎は縫製工場跡地に建設。浜の国道近くの東消防署を移転しその機能を充実させ、市民の防災意識を高めたり、非常用物資を備蓄する防災センターを併設した。鉄筋コンクリート造り3階建て(1部5階)。総事業費は13億円。
 119番通報は最大で四回線まで入る。これまでは火災の電話が入ると場所を通報者から聞き取り、職員が地図を調べて確認していたが、地図等検索装置に場所をキーボードで入力すると、災害地点がすぐさま確定でき、同時に自動出動指定装置により災害規模や出動隊の自動編成を行い、それらのデータを記載した指令所が各消防署の端末からプリントされる。これによって通報から出動まで以前に比べて1分の短縮ができた。
 同センターは市民に体験によって防災を学んでもらう。3次元立体映像の3シアターは、映像に合わせて座席が振動する仕組みで地震を体感でき、マグニチュード7の地震に襲われた民家や電車、避難所などの様子をリアルに伝えている。座席は48席(うち車いすは2席)。訓練用水消火器を使った消火体験室、人工的に作った煙が充満した室内を通り抜ける煙避難体験室、通報体験ブースなども設けた。
 東消防署は4月1日に開庁、防災センターの運用は同月28日から。利用申し込みは2日から受け付ける。新庁舎の完成に伴って1日から電話番号が変更される。
消防本部66・0119
東消防署65・0119
防災センター65・0216
西消防署77・0119
中出張所64・0119
災害情報電話63・0119
写真=新システムを導入した通信指令室