本物の箸づくり一筋 余部上の吉岡さん 使いやすさ、木目の美しさで評判 東京の箸専門店のみの販売から 浜の土岐陶器本店でも【舞鶴】

本物の箸づくり一筋 余部上の吉岡さん 使いやすさ、木目の美しさで評判 東京の箸専門店のみの販売から 浜の土岐陶器本店でも【舞鶴】

投稿日時:2011年12月2日

1112021

写真=吉岡さんが1つ1つ丁寧に仕上げた箸

木の天然塗り箸を一本一本、専門に手作りしている木工所がある。余部上の吉岡民男さん(50)。東京都内の箸専門店だけに並べていたが、このほど浜の「土岐陶器本店」でも扱うようになった。本物の箸づくりにこだわって、丁寧に仕上がった箸は、手になじんで使いやすいと評判になっている。  父親が塗り箸の下地の木地づくりをしていたが、製材した木から箸までの商品づくりに、2代目の民男さんが約15年前から切り替え、箸専門に製造している。全国の箸が集まる東京都内の箸専門の小売店に、七年前から注文を受けて卸すようになった。一時はネットで販売もしていた。  インドネシアなどの黒檀や東北産のオノオレ桜など、主に七種類の角材を仕入れて乾燥させ、箸の長さに製材し棒状にした後に手作業で仕上げ作業に入る。八角などの形状にし、箸先はものをつかみやすいように八角などにする。太さは9~11ミリの3種類あり、男性と女性用で長さも変える。持ち手に彫りを入れ持ちやすいようにしたものもある。  最後に、生漆を布や綿などで木地にすりこみ、むらになっている余分な漆を紙でふきとって専用の乾燥室に保管して乾燥させる。天然素材の木目が美しい。一膳が1,580円~2,600円。  吉岡さんは「いろいろお客さんの要望を聞きながら、使いやすさを求めて作っています」と話している。
電話62、0515、土岐陶器本店。