本格的なフランス料理を気軽に味わって カフェレストラン「ほのぼの屋」4月26日にオープン【舞鶴のニュース】

本格的なフランス料理を気軽に味わって カフェレストラン「ほのぼの屋」4月26日にオープン【舞鶴のニュース】

投稿日時:2002年4月19日

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舞鶴市大波下の精神障害者通所授産施設「ワークショップほのぼの屋」(西澤心施設長)が運営するカフェレストラン「ほのぼの屋」が、4月26日にオープンする。本格的なフランス料理を気軽に味わってもらえる店を目指しているが、授産施設が運営する店としては全国でも例のない試みという。店づくりを通して地域と交流を深め、心のバリアフリーに取り組む。開店に向けて、職員と利用者のスタッフらが調理と接客の練習を重ねている。
 社会福祉法人・まいづる福祉会(黒田隆男理事長)が、精神障害者の働く場の確保と地域生活を支援する拠点として、ワークショップほのぼの屋と障害者地域生活支援センターほのぼの屋を今春開設した。建設にあたっては、不足した自己資金をまかなうため、「まいづる共同作業所・まいづる作業所『友の会』」が募金活動をし、市民や事業所から約2200万円が寄せられた。
 カフェレストラン「ほのぼの屋」は、子供からお年寄りまでフランス料理を気軽に食べてもらえる店にしようと、「プチフレンチ」の店と銘打った。シェフには、大阪ヒルトンホテルの料理長や京都ロイヤルホテルの総料理長を務めた塩原勝さん(53)が就任し、メニュー作りから関わった。職員と利用者らがスタッフとして厨房やフロア係を担当し、下ごしらえや盛りつけ=写真=、接客などの仕事をする。
 1階と2階で約60席。舞鶴湾と夕日の景色を眺めることができ、外のテラスでも食事ができる。2階部分はギャラリーのスペースも設けた。天井には京都市内の染織作家が制作した藍染の布が張り渡されており、しゃれた雰囲気の店となっている。ミニコンサートやレストランウエディングの開催もできる。
 メニューはランチが800円のAコース、1200円のBコースなど、ディナーはコースメニューなどを組んだ。ランチとディナーとも、海鮮丼や幕の内膳などの和食も備えたアラカルトもある。コーヒー1杯から予算に応じたパーティー料理まで応じ、本格的な料理を安く提供していきたいという。すでに予約も数件入っている。
 フロア係をする男性スタッフ(38)は「舞鶴湾を眺めることができるこのレストランで働いてみようと思いました。お客さんにゆっくりと過ごしてもらえるようなお店にしたい」と接客の練習をしていた。西澤施設長は「障害者施設だと市民が入りにくいという面もあったが、お店だとだれでも入ってきやすい。みんなと楽しみながら育っていき、地域に還元できるようにしていきたい」と話している。
 営業時間は午前10時~午後9時。水曜日は休み。

【問い合わせ】電話66・7711、ほのぼの屋。