朝来小5年の上柳君、由良川でカワアナゴ釣る 日本海側の最北限の記録と分かる 【舞鶴】

朝来小5年の上柳君、由良川でカワアナゴ釣る 日本海側の最北限の記録と分かる 【舞鶴】

投稿日時:2009年8月28日

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朝来小学校5年生の上柳将喜(まさき)君(10)=大波下=が8月23日、地頭の由良川でカワアナゴを釣り上げた。本来は太平洋側の汽水域に主に生息しているが、研究者の調べで今回の採集で日本海側の最北限の記録と分かり、夏休みの自由研究で紹介した。京都大学舞鶴水産実験所を通して、皇居内の生物学研究所へ生きたまま送られた。魚釣りを趣味にする上柳君は、自由研究のテーマに、釣った魚を調べることに取り組んだ。23日も祖父母らと由良川橋近くで竿を出し、うどんのえさで約25センチの大物を釣った。見かけない魚で最初はライギョかと思ったが、自宅に持ち帰りインターネットで調べるとカワアナゴに似ていたことから、市民新聞社を通じて水産実験所に写真を送り、本物と確認された。ハゼ科のカワアナゴは河川の下流域から河口に生息し、栃木県から九州までの太平洋側に分布する。魚類分類学専攻で水産実験所の甲斐嘉晃(よしあき)助教は「最近では山口県や島根県の日本海側での分布が確認されている。まだ情報不足ですが由良川でも自然分布している可能性がある」と話す。上柳君は「珍しい魚と分かってびっくりした。夏休みの最後にいい思い出になりました」と水産実験所に届けた。

写真=釣り上げた体長25センチのカワアナゴと上柳君