有加さん(宮津市)に全国からの励まし 「救う会」募金が目標の9000万円に到達【舞鶴】

有加さん(宮津市)に全国からの励まし 「救う会」募金が目標の9000万円に到達【舞鶴】

投稿日時:2004年3月12日

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重い心臓病のため、米国での心臓移植手術を願っている宮津市小田宿野の小倉有加さん(17)を支援する「有加さんを救う会」(代表・飯尾毅さんら)が3月8日、募金の目標金額9000万円に到達したと発表した。1月20日から活動をスタートし、京都府北部だけでなく全国からも募金が寄せられた。有加さんの両親は「言葉で言い尽くせない気持ちでいっぱいです」と感謝の気持ちを述べていた。
 有加さんは進行性の拡張型心筋症と診断され、一時は舞鶴共済病院に入院していた。治療法は心臓移植しかなく、自ら移植の道を選んだが、国内では1年以上も心臓移植が行われず、感染症の不安も高まり米国での移植を決意した。現在は人工心臓を装着して、国立循環器病センター(吹田市)に入院している。
 手術や渡航費など総額9000万円の費用がかかるため、小倉さんの友人らが同会を結成し、各地で協力を呼びかけ、金融機関に振込口座を開設。舞鶴市内でも募金箱を置くなどした。その結果、3月7日現在で9991万6413円の募金が寄せられた。
 募金が目標額を超えたのを知らされた有加さんは、とても感激している様子という。今後は3月下旬の渡米に向けて、病院との調整をする予定。募金活動については徐々に収束していくが、目標額を超えた募金は術後の不測の事態などに対応するために備えることにしている。
写真=心臓移植を待つ有加さん(右)と付き添う母親の真由美さん