日本とロシアの友好を 引揚記念館で シベリア抑留伝える絵本の原画展 10月31日まで【舞鶴】

日本とロシアの友好を 引揚記念館で シベリア抑留伝える絵本の原画展 10月31日まで【舞鶴】

投稿日時:2011年9月6日

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写真=抑留を語りながら友好を呼びかける原画

絵本「シベリア抑留って?」の原画を展示した企画展が、平の舞鶴引揚記念館で開かれている。祖母が孫の子供たちに語りかける形で、収容所の生活や墓参、日本とロシアの人たちとの友好を深める大切さをわかりやすく伝えている。  京都シベリア抑留死亡者遺族の会の亀井励さんが文をつくり、児童マンガや新聞へのマンガ連載などで活躍した木川かえるさんが絵を担当し、2000年に絵本を発行した。  展示されているのは水彩絵の具で描かれた原画15点。祖母が孫の真琴とロシア人の友達マーシャに向かって、戦地に出兵しシベリアに抑留され現地で亡くなった父のことを語るストーリー。  父の最期を看取った引揚者から聞いた食料不足で暖かいご飯と甘いぼたもちが夢に出てきた生活、ロシアの日本人墓地に墓参に行った時にロシア人も花を手向けに訪れていたこと、若いロシア人の中には抑留の史実を知らない人も多く、日本人とロシア人、そしてもっと多くの国の人たちが仲良くして、悲惨な戦争が起こらないようにと結んでいる。  企画展は10月31日まで。午前9時~午後5時半。入館料大人300円、学生150円。
【問い合わせ】電話68・0836、同館