日星高2年生 学習旅行 沖縄で平和と戦争考える ひめゆりの塔や集団自決の地訪れ【舞鶴】

日星高2年生 学習旅行 沖縄で平和と戦争考える ひめゆりの塔や集団自決の地訪れ【舞鶴】

投稿日時:2015年3月6日

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 日星高校2年生115人が、学習旅行の行き先として毎年、沖縄を訪れている。今年は3月10日~13日の日程で、多くの女子学生が亡くなったひめゆりの塔(糸満市)や住民たちが集団自決で亡くなったチビチリガマ(読谷村)などを訪れ、折り紙の千羽鶴と平和のメッセージを捧げる。
 これまでの学習旅行には、終戦後韓国に取り残された一人暮らしの日本人女性が生活する慶州ナザレ園を訪れていたが、国内に目的地を切り替え2年前から沖縄で戦争と平和を学ぶことにした。
 太平洋戦争中、日本で唯一地上戦が行われたのが沖縄本島。米軍の上陸によって日本側の犠牲者は20万人以上とされ、その内沖縄の民間人が9万4000人とも言われる。
 ひめゆり学徒隊は看護補助要員として女子学生と職員240人が動員されたが、約199人が攻撃や自決で亡くなった。ガマと呼ばれる洞窟には多くの住民と日本兵が逃げ込んだが、チビチリガマでは住民約140人の内83人が集団自決で亡くなっている。
 生徒たちは事前学習で沖縄戦の歴史を学び出発し、県立平和祈念公園やガマなどを見て回り、体験者から証言も聞く。看護科の生徒たちはひめゆり資料館なども訪れる。
 看護科2年の釣本怜奈さん(17)は「これからの看護の道に進むにあたり、命の大切さを沖縄で学んできたい」、亀井彩寧(さな)さん(同)は「沖縄で見て聞いたことを知らない人たちに伝えていけるようにしたい」と話していた。

写真=ひめゆりの塔に捧げる千羽鶴を手にする生徒たち