日星高点字クラブ、絵本などの点訳取り組み 国際視覚障害者援護協会に近く70冊寄贈 【舞鶴のニュース】

日星高点字クラブ、絵本などの点訳取り組み 国際視覚障害者援護協会に近く70冊寄贈 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年11月14日

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舞鶴市上安久の日星高校(北村司郎校長)の点字クラブの部員23人が絵本などの点訳に取り組んでおり、完成した点字本約70冊を国際視覚障害者援護協会(東京都板橋区)に近く寄贈する。同協会はアジアやアフリカなどから視覚障害者を招き、日本語の点字などを教えているが、日星高から届けられる絵本を教材として使う。部員たちは点字のボランティアで国際交流に一役買える機会になるとして喜んでいる。
 点字クラブは市内の点訳ボランティアサークル「むつぼし会」の会長、稲野マリ子さんらから指導を受け、主に童話などの本を点訳。点字機と点筆を使ってタッグペーパーに点字を作成し本に張りつけるもので、1文字1文字を手で打つ。本はこれまで京都市内の点字図書館「ライトハウス」に寄贈してきたが、同ハウスが改築のため今年は届けるのを見送った。
 同高講師を務めるカトリック小浜教会シスターの原田従子さんが、同協会から派遣されて、福井市の指圧学校で学ぶケニア人のムガンビ・パペチュア・ムグレさん(30)と知り合い、同クラブの点訳本をプレゼントした。同協会にも送ったが、海外から招く視覚障害者に日本語の点字を教える教材として使いたいと、原田さんを通して同クラブへ依頼があった。
 部員たちは、この2年間で点訳した日本の昔話や金子みすずの詩などの本を贈る。その後も本がたまれば引き続いて届ける予定。部長で3年生の五十嵐翔子さん(18)=丸山西町=は「教材として使ってもらえることになり、目標ができて励みになります」と話していた。
写真=寄贈する絵本の点訳をする部長の五十嵐さん(右)