日星高の向山さん、全国高校生手話スピーチコンテストへ 人と人との心のつながりの大切さを伝える【舞鶴のニュース】

日星高の向山さん、全国高校生手話スピーチコンテストへ 人と人との心のつながりの大切さを伝える【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年8月8日

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上安久の日星高校衛生看護科三年生の向山智子さん(17)=矢之助町=が、8月30日に東京都内の有楽町朝日ホールで開かれる「第20回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」(全日本ろうあ連盟、朝日新聞社厚生文化事業団主催)に出場することが決まった。手話クラブの部長も務める向山さんは、様々なボランティア活動を通して、人と人との心のつながりの大切さを感じ取り、その思いを手話で伝えることにしている。
 向山さんは白糸中時代に選択授業で手話を学び、文化祭で手話歌を発表する体験をした。中学2年生の時に父を病気で亡くしたが、何もできなくて悔しかった思いをしたことから、看護師を志望して日星高に入学。将来は仕事の中で手話を役立てようと手話クラブに入った。
 同コンテストには全国から78人が応募。6月に作文提出の1次予選があり、「ボランティアで感じる喜び」のタイトルで作文を書いた。2次予選は事前の課題の文章を手話で表現し、撮影したビデオで審査が行われた。本戦出場の15人の中に選ばれた。高齢者や障害者へのボランティア活動を重ねる中で、最初は見向きもしてくれなかった子供に、粘り強く向き合う内に心を開いてくれ、心のつながりが生まれたと感じた。この体験を1次予選の作文に書き、本戦では手話で表現する。クラブで指導するろうあ者から特訓を受けている。
 向山さんは「全国大会に選ばれるとは思ってもみませんでした。ろうあ者と出場者との交流も楽しみです」と話していた。
写真=手話の練習をする向山さん