府現代の名工に井上さん(建築板金・高野由里) 安本さん(電気工事・鹿原)が明日の名工に 【舞鶴】

府現代の名工に井上さん(建築板金・高野由里) 安本さん(電気工事・鹿原)が明日の名工に 【舞鶴】

投稿日時:2002年2月19日

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平成13年度京都府優秀技能者表彰(府の現代の名工)と同青年優秀技能者奨励賞表彰(明日の名工)の受章者が決まり、2月18日に発表された。舞鶴からは建築板金の井上一男さん(63)=写真左・高野由里、井上一板金=が現代の名工に、電気工事の安本博彦さん(33)=写真右・鹿原、明和電工=が明日の名工に選ばれた。
 府内の各産業分野(伝統産業を除く)で優れた技能を発揮し、産業発展のために貢献している人たちをたたえる表彰制度で、今年度は現代の名工に20職種の21人、明日の名工に11職種の11人が決まった。
 井上さんは、建築板金47年のベテラン。銅板による鬼の製作や屋根葺きなどの伝統技能に精通していることが評価された。特に、平成6年に落慶法要が営まれた龍興院(泉源寺)の唐破風様式の屋根施工を手掛け、屋根の膨れ上がった蓑甲部分の曲線など微妙な形状を左右対称に美しく葺き上げた。このほか、数寄屋造りの茶室なども数多く手掛けている。
 また、1級技能士の資格を持ち、技能士会の発足当初から参加し、北部地域の会員増加を図るとともに、技術研究会を開いて後進の指導と技術水準の向上に力を尽くしている。井上さんは「仕事一筋に打ち込んで来たことが、認められたと思います。現在は既製品中心となりつつありますが、手作りの良さを残すためにも技術を伝えていきたい」と話している。
 安本さんは、電気工事に10年携わっており、これまで一般住宅や工場の屋内配線はもちろんのこと、滑走路の照明、清掃工場のダイオキシン削減装置などの最新技術を駆使して幅広い工事を施工している。「不景気な時代ですので、この賞を励みにより一層仕事に励みたい」と話している。
 表彰式は2月20日、京都市上京区の京都府公館レセプションホールで行われる。