府板金工業組合舞鶴支部が銅板製の千羽鶴   10月、舞鶴引揚記念館に寄贈で製作始める 【舞鶴のニュース】

府板金工業組合舞鶴支部が銅板製の千羽鶴   10月、舞鶴引揚記念館に寄贈で製作始める 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年8月26日

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舞鶴引揚記念館に千羽鶴を贈ろうと、京都府板金工業組合舞鶴支部(井上博志支部長、22人)は8月24日、下福井の井上支部長の工場で、銅板を使って折り鶴の製作を始めた。
 銅板製の折り鶴は、一昨年に広島市の平和記念館の紙の折り鶴が放火された事件を受け、同組合青年部が燃えないものをと製作、同記念館に寄贈した。昨年には、長崎原爆資料館にも寄贈、西舞鶴支部でも寄贈分のうち60羽の製作を担当した。
 西舞鶴支部の支部員から「地元の舞鶴引揚記念館にこそ千羽鶴を贈るべきではないのか」との話が持ち上がり、同支部で寄贈することを決め、この日から製作を始めた。10月7日の引揚第1船の入港日までに、千羽のうちある程度の数をそろえて寄贈する。
 井上支部長の工場には、支部員10数人が集まり、一辺9センチ、厚さ0.15ミリの銅板を使って折り鶴を製作。作業工程は、銅板に差し金と差し針で折り線を引き、カゲタガネで折り線に沿って折り付ける。さらにツカミバシで折り曲げて完成する。1羽の完成までに30分かかるという。銅板は松井金属工業(下福井)、舞鶴鉄板商事(福来問屋)から提供を受けた。
 支部員たちは、これからも仕事の合間を縫って、折り鶴を製作する。井上支部長は「10月までには間に合わないが、千羽鶴にしたい」と話している。
写真=銅板で折り鶴を作る支部員ら