平の坂根さん夫婦、有機肥料でハウス栽培 糖度の高い味本位のトマトが人気【舞鶴のニュース】

平の坂根さん夫婦、有機肥料でハウス栽培 糖度の高い味本位のトマトが人気【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年5月30日

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舞鶴市平の専業農家、坂根敏一さん(70)と秀子さん(63)夫婦が、中田のビニールハウスの畑でトマト作りに取り組んでいる。水分を控えて有機肥料を使うなどして、糖度の高い味本位のトマト栽培を続け、近くの朝市や畑まで訪れて買いに来る人も多い。今年は天候不順の影響で収量は少ないが、甘味は最近にない出来という。次の収穫に向けて準備作業に汗を流している。
 坂根さん夫妻はハウスと露地の畑で、イチゴや桃、キュウリなどを栽培。ハウス二棟で作るトマトは「桃太郎」の品種。収量よりも味を優先しようと、油かすなどの有機肥料を使い、畑に敷設したパイプで1カ月に1度水を散布するだけ。その結果、豊かな香りと強い甘さの中にも酸味がある、味の濃いトマトができた。収穫は3月~10月。
 1つのハウス(間口12メートル、奥行き57メートル)で、昨年10月に約1200本の苗を植え、今年3月中ごろから収穫を始めたが、この冬の低温と日照不足で収穫は例年よりも遅れた。
 公設市場に出荷するほか、大浦小学校そばに朝市の売り場を設け、1キロ500円~600円で販売。また、畑まで直接来る人は自分で枝から選び、摘むことができる。市内や大阪のフランス料理店のシェフにも人気という。いま出荷は一段落し、もうしばらくしたら収穫できる。敏一さんは「今年は小ぶりになったがその分甘味が強くなった」と話していた。
 朝市は毎週土・日曜の午前6時半~同8時。野菜のある時に限られる。
写真=トマトの香りでいっぱいのハウスの畑で世話をする坂根さん