加佐の自然と歴史を体験−川舟レース&こどもハゼ釣り大会

加佐の自然と歴史を体験−川舟レース&こどもハゼ釣り大会

投稿日時:2016年8月26日

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       白熱のレースを展開した川舟レース
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        優勝した「島育ち」チーム

 桑飼上の由良川で8月7日、加佐地区の地域おこしグループ「加佐ふるさと塾」主催による由良川活用イベント「川舟レース&こどもハゼつり大会」が開かれた。同地区では桑飼上と地頭を結ぶ渡し舟が大正の頃まで運行されるなど、古くから重要な交通路として舟運が発達していた。47番目の赤穂浪士と言われる寺坂吉右衛門が主君の仇を取った報告に向かう途中、加佐地区の渡し舟を利用したという言い伝えがあることから、当時の情景を再現した“義士の渡し”が行われるなど、加佐地区の自然・歴史・食を体感できるイベントとして親しまれている。
 毎年多くのチームがエントリーする川舟レースでは、一般の部20チームと女性の部7チームの100人以上が参加し、白熱したレースが展開された。焼けるような暑さの中、レースを制したのは一般の部は「島育ち」、女性の部は「あきちゃんとゆかいな仲間たち」の2チーム。海上自衛隊で構成された「島育ち」は日頃の訓練の賜物か、息の合ったチームワークと力強い漕ぎで他を圧倒した。同チームの宮本泰五(たいご)さん(30)は「優勝して嬉しい。来年は連覇を目指します」と語り「舞鶴の地域振興のために使わせていただきます」と勝ち取った賞金を手に、楽しそうに仲間と打ち上げ場所を相談していた。
 主催した加佐ふるさと塾の小谷宗紀塾長(35)は「加佐地域と由良川の魅力を楽しんでもらえるよう頑張ります」と語った。
 今回レースで使用された川舟は代々受け継がれ、現在も由良川漁協の組合員が使用している木造の和舟で、船大工がいないため、貴重なものとなっている。楽しく遊びながら自然を感じ、歴史を知る。加佐の取り組みから目が離せない。