山内氏(新人)、多々見氏(現職)の一騎打ち 2月8日投開票 舞鶴市長選挙 まちづくり、雇用、防災など争点に【舞鶴】

山内氏(新人)、多々見氏(現職)の一騎打ち 2月8日投開票 舞鶴市長選挙 まちづくり、雇用、防災など争点に【舞鶴】

投稿日時:2015年2月3日

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任期満了に伴う舞鶴市長選挙が2月1日告示され、新人で共産党舞鶴地区委員長の山内健氏(47)=共産推薦=と、現職で再選を目指す多々見良三氏(64)=自民、民主、公明推薦=のともに無所属の2氏が、立候補を届け出た。人口減少、少子高齢化が続く中でのまちづくり、子育て・教育、防災対策などを争点に、2月8日の投票日に向け互いに考えを訴えている。
 舞鶴市の人口は今年1月時点で8万5000人台だが、2005年には9万3000人おり、10年前に比べると8000人減り、他の地方都市と同様に減少傾向が止まらない。そうした中にあって今後、どういったまちづくりを進めるのかが、大きな課題になっている。
 また、国の経済政策の恩恵が大都市や大企業である一方、以前として停滞するまちの経済の活性化や雇用の創出、度重なる由良川など自然災害の防災対策、観光や農林漁業などの振興、地域医療と福祉の充実、さらには市と密接に関わる隣接の原発の再稼働と避難計画、集団的自衛権への姿勢なども問われる。
 山内氏は高浜原発の再稼働と集団的自衛権の行使容認、消費税増税に反対し、住民福祉の充実や地場産業の振興など市政の転換を主張する。多々見氏は「交流人口300万人、経済人口10万人」を目標として赤れんがパークを中心にした観光戦略、子育てしやすい環境づくりなどを掲げる。
 投票は2月8日午前7時~午後8時、市内の59カ所で行なわれる。期日前・不在者投票は7日まで毎日午前8時半~午後8時、市役所、西支所、加佐分室で受け付けている。1月31日現在の選挙人名簿登録者数は6万9701人。※掲載は届け出順。

写真左=市政転換を訴える山内候補
写真右=再選への意気込みを述べる多々見候補

山内陣営
暮らし守る市政へ転換
市民生活に平和と安心を

 引土の選挙事務所前で行われた山内陣営の出陣式には約80人の支持者たちが集まり、市政の転換に向けて気勢を上げた。
 支援団体「みんなで〝市民参加の舞鶴〟をつくる会」代表委員で、舞鶴法律事務所の吉本晴樹弁護士が「山内さんのビジョンを広く訴え、現職の4年間に厳しい審判を突き付けましょう」とあいさつ。
 山内候補は「国や府の言いなりの冷たい市政ではなく、集団的自衛権や原発再稼働にはっきりものを言い、地域医療に対する責任を果たす市政をもう一度取り戻し、市民が平和で安心して暮らせる市政に転換する」と訴え、選挙カーに乗り込み東西の市街地を回った。
 街頭演説には、井上哲士・共産党参院議員も応援に駆け付けた。

多々見陣営
活力のあるまちづくり
前回上回る支持で再選を

 浜の選挙事務所前で行なわれた多々見陣営の出陣式には約400人の支持者が集まり、再選を目指して支援を訴えた。
 後援会組織「〝赤ひげ〟舞鶴の会」の荒木義正会長が「舞鶴の明日を夢あるものにしたこの流れを変えてはいけない。前回を上回る支持の輪を広げよう」とあいさつ。続いて参議院議員の西田昌司氏と福山哲郎氏が激励した。
 多々見候補は「安心の医療やまちづくりなど公約の8割を達成し、概ね基礎固めができた。交通網の整備や京都舞鶴港の機能強化など府北部に新しい時代がやってくる。活力あるまちづくりをするため、前回を上回る票をいただき自信とエネルギーにしたい」と述べ、選挙カーに乗り込み市内を巡った。