届け!みんなの「夢のまち」 支援学級・校の児童・生徒たち 第50回連合作品展 監修に「未来へ号」の遠藤さん 27校の作品 赤れんが彩る【舞鶴】

届け!みんなの「夢のまち」 支援学級・校の児童・生徒たち 第50回連合作品展 監修に「未来へ号」の遠藤さん 27校の作品 赤れんが彩る【舞鶴】

投稿日時:2012年11月13日

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市立小中学校の特別支援学級と府立支援学校、ろう学校舞鶴分校の児童、生徒たちの美術作品を一同に集めた「連合作品展」(同実行委主催)が11月7日から9日、赤れんがパーク5号棟で行われた。想像力豊かな個性あふれる24の「夢のまち」と、約170点の絵画や書、「ふれあいレクリエーション」で揚げた約370枚の「夢の連凧」などが、赤れんが倉庫を華やかに彩った。平日の3日間で545人が訪れ鑑賞した。  毎年開催し50回目を迎えた今年は、監修に未来美術家の遠藤一郎さん(32)を迎え、「あったらいいな こんなまち」をテーマに自由な発想で話し合うワークショップなどを全27校で行った。一般社団法人torindo(まいづるRB事務局)が企画し、同実行委が初めて赤れんが倉庫での展示を提案。節目の年にふさわしいスケールの大きな作品展に仕上がった。  ろう学校出展のカラフルなトーテムポール2体が出迎える会場に入ると、遠藤さんが伸びていく木をイメージして作った、赤れんがにマッチしたライトオレンジに塗られた段ボールの道がそれぞれのまちへ繋がる。水中で魚と一緒に学校へ行ったり電車にも乗れる城北中の「水中ワンダーランド」。スイッチでメリーゴーランドが回転する支援学校小学部の「ゆめのふね」。  秋の木の実などで飾られた新舞鶴小の「げんきもりもり村」。しずかな地元のまちをにぎやかにしたい気持ちを込めて、動物園やお店をたくさん並べた大浦小の「明るい大浦の町」。広い野原に大きな川と、周りに水族館や植物園などがあり、作った感想文がそのままタイトルになっている由良川小の作品。  災害に強い海に浮かぶまちに放射能バリアーや自然発電などがつけられた、中学生の未来への希望が現実的に描かれた城南中の「ノーコストタウン」。使わなくなったビート板を切り、ペットボトルなどと組み合わせて高速道路や建物を作った中筋小の「あしたをつなぐ夢のまち」など、各学校で材料も工夫し、様々なアイデアが広がっていた。  昨年から何度も舞鶴を訪れている遠藤さんは、「未来へ号」という黄色いバスで全国を回り、海外も含め様々な創作活動を行ってきた。会場に3日間滞在し作品展を見届け、「全く予想していなかった発想の作品が舞鶴の子供たちから生まれてきたので驚かされました。これまでに見たこともない、とてもとても大切な作品展になりました」と話していた。

写真=個性豊かな作品が並んだ赤れんがパーク5号棟