定年を期に村上さん、女布に木の店オープン 全国の木工作家たちの協力で作品展示【舞鶴】

定年を期に村上さん、女布に木の店オープン 全国の木工作家たちの協力で作品展示【舞鶴】

投稿日時:2008年3月11日

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【舞鶴】

全国の木工作家たちの協力で作品を展示した店「EBER(エーベル)」が3月11日、オープンした。元サラリーマンの村上貴是(たかし)さん(60)が、温めてきた夢を定年をきっかけに実現させた。シンプルさとデザインにこだわり、六畳ほどの小さな店内に生活道具やレリーフ、おもちゃ、楽器、自作のオリジナル品がぎっしり詰まっている。修理をする「木のおもちゃ病院」も兼ねる。  父親が左官職人だった影響で小学生のころから物作りに興味を持ち、中学生時代には木でテーブルと椅子も作る腕前だった。その後はショッピングセンターで仕入れを担当するサラリーマンを務めながら、木工を趣味で続けていたが、好きな木とデザインを扱う仕事をする夢を抱き、昨年の定年を機に店を持つ決意をし、自宅前に作った。  北欧の木工作品のように、生活の中にデザインを取り入れたシンプルな作品をコンセプトにした。各地で活躍する木工作家に協力を依頼し、北海道札幌市や小樽市、長野県などの5人の作家とデザイナーから寄せられた木目の美しい一輪挿しやレリーフ、皿、ナイフ、フォーク、箸、様々な形のボタンなどを並べる。また、子供たちの想像力を伸ばすパズルや積木などの知育おもちゃ、太鼓や木琴などの知育楽器も扱っている。  自分自身の工房も立ち上げ、長年アイデアを温めてきた子供の成長記録器を制作した。持ち運びが簡単で、柱にビスで取り付けて子供の身長の伸び具合を測定できる。村上さんは「全国の作家たちの協力で実現できました。木は表情や安らぎ、香りといったように五感で楽しむことができます。その魅力を伝えていきたい」と話していた。  城南会館の東側。時間は午前10時~午後8時。電話090・8523・1589。

写真=木工作家や自作の作品を並べた店「EBER(エーベル)」を開いた村上さん

【舞鶴】