子育て、教育に重点 「行動元年」で事業策定 市16年度当初予算案 一般会計350億4161万円【舞鶴】

子育て、教育に重点 「行動元年」で事業策定 市16年度当初予算案 一般会計350億4161万円【舞鶴】

投稿日時:2016年2月26日

舞鶴市は2月22日、総額649億5530万円(前年度比0・1%減)の2016年度当初予算案を発表した。一般会計は同比2・7%減の350億4161万円だが、ここ10年で3番目の規模。特別会計は同比3・2%増の299億1369万円。これまでの基礎固めを元に、行動元年として子育て支援や教育の充実など、心豊かに暮せるまちづくりに力を入れている。2月29日開会の3月定例議会に提案する。(青木信明)
 一般会計の歳入は、関西電力火力発電所の減価償却による資産価値の減少などにより固定資産税は同比3・8%減少し、一方で市民税は個人分が4・9%増を見込み、市税全体は同比0・9%減の122億4970万円。国庫支出金は道路などの整備交付金が同比12・2%減るなどし、全体で2%減の55億3317万円。
 歳出は、引揚記念館の第1期改修工事の終了などで総務費が同比7・1%減少したのをはじめ、各事業経費を絞り込んだことで、民生費と農林水産業費を除く全ての項目で前年度より減少した。
 子育て支援や教育の充実関連の主な施策は、保育士確保の支援に1150万円を計上したほか、新たに旧南乳児保育所を活用し放課後児童クラブを開設するなどの児童健全育成事業1億443万円▽妊娠期から子育て期までの相談支援などにワンストップで対応する相談窓口を開設する事業252万円▽城北と加佐の2中学校をモデル校にした小中一貫校推進事業658万円▽全国学力・学習状況調査結果で全国トップの福井県教育委員会へ中学校教員の11年間派遣事業859万円などを盛り込んだ。
 引揚関係では記念館の収蔵庫増築に向けた調査設計に2000万円をあてたほか、博多や函館などの元引揚港での巡回展、世界記憶遺産登録1年を記念したフォーラム、登録資料のレプリカ作成などにも計上した。
 このほか、市民会館閉館に伴い西総合会館への郷土資料館の移転事業に7260万円▽舞鶴地域医療連携機構の管理運営から市直営に切り替える市休日急病診療所運営費1308万円▽トマトやイチゴなどの園芸施設整備に625万円▽浸水被害防止のための河川整備に1憶6700万円▽中心市街地の空き家への定住促進事業384万円▽林ベニヤの設備投資への整備交付金2億4090万円などをあてる。