子供たちの教育支援続ける 舞鶴ユネスコ協会 書き損じはがき、募金活動 カンボジアの学校づくりに 96年から運動に協力【舞鶴】

子供たちの教育支援続ける 舞鶴ユネスコ協会 書き損じはがき、募金活動 カンボジアの学校づくりに 96年から運動に協力【舞鶴】

投稿日時:2016年3月29日

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戦争や貧困で学ぶ場を奪われている子供たちに教育の場をつくる世界寺子屋運動に、舞鶴ユネスコ協会が取り組んでいる。小中高の学校や団体などから提供を受けた書き損じはがきを換金し、それらがカンボジアの学校づくりに役立てられてきた。会員たちが集計作業し、日本ユネスコ協会連盟に送金した。(青木信明)
 同連盟が学校に通えない子供や読み書きのできない大人の教育支援として、1990年から世界寺子屋運動を開始した。寄せられた書き損じはがきや募金などを元に、ネパールやアフガニスタンなど世界43カ国と1地域に寺子屋をつくり、約130万人が学んだという。
 52円の書き損じはがきは47円に換金され、11枚の書き損じはがきでカンボジアでは1人が1カ月学ぶことができる。舞鶴ユネスコ協会でも96年から運動に協力し、年賀状シーズンに学校や企業、団体に呼びかけ書き損じはがきと募金などを集める。2014年までの19年間で計1,091万6,538円を送った。
 年賀状を出す人が少なくなっているとはいえ、毎年学校で児童たちが回収に取り組んでくれる。今年は106カ所に協力を呼びかけ、7,740枚が寄せられ、換金額は35万1,823円だった。このほか未使用の切手(1万5,738円分)やテレホンカード(2万500円分)、会員たちが昨年10、11月に街頭で行った募金4万4,820円も合わせ、総計46万3,103円に上った。 
 同協会の和佐谷寛会長は「今年も皆さんの協力をいただき感謝しています。今後も継続して取り組んでいきたい」と話していた。

写真=書き損じはがきを集計する会員たち