女性3人がNPO法人立ち上げ 今田に民間デイサービスセンター【舞鶴】

女性3人がNPO法人立ち上げ 今田に民間デイサービスセンター【舞鶴】

投稿日時:2004年4月23日

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介護福祉士や保育士などの資格を持つ女性3人が、NPO(特定非営利活動)法人「よろづや よろずよ」を立ち上げ、今田の民家を改造して民間デイサービスセンターを4月21日に開設した。これまで福祉施設で介護職員などをした経験から、利用者の希望に応じた小回りのきく支援をしようと、市内では初めてNPO法人によるデイサービス事業をスタートさせた。子供からお年寄り、障害の有無に関わらずどんな人も利用でき、縁側を備えた自宅のような民家で、利用者に寄り添った歩みをしていくことにしている。3人は青井の平林実谷子さん(33)、上福井の永野由貴子さん(39)、京田の村上恵子さん(45)。特別養護老人ホームなどに勤務し、介護職員やホームヘルパーとしての経験を持つ。その中で大規模な施設では利用者の希望に沿った過ごし方ができない悩みを、一時同じ施設で働いた3人が話し合っている内、自分たちも老後に集いたいような場所をつくろうと決意した。山形市の個人運営の宅老所などを見学、昨年から憩いの場となる民家探しをした。運営母体には、福祉に関する情報や人の交流が図りやすいメリットを考慮し、NPO法人を選んだ。拠点となるセンターは平屋建てで、畳の和室2部屋、台所、お風呂などを備え、バリアフリー化など手作りで改造した。利用者の個々人の願いを聞き、時間を過ごしてもらうのが基本。急な散歩や買い物に応えるほか、外食、温泉への小旅行など、利用者とスタッフが一緒に楽しめるサービスを考えている。また、地域の人たちの交流の場にもしたいという。これまでの福祉施設の枠にこだわらず、お年寄りだけでなく子供も受け入れる。運営は利用費などで賄う。3人とボランティアスタッフの1人が対応する。1日の利用定員は10人以内。代表の平林さんらは「仕事で出会ったお年寄りの中には、五老岳に行ったことがない人もいました。その日の天気と利用者の願いを聞き、お弁当を持って散歩に行くなど、のんびりと笑顔がたえない場所にしていきたい」と話していた。利用は月曜~土曜日の午前9時~午後5時。料金は1日利用の通所1800円(家族送迎)。短時間利用(1時間500円)もできる。場所は今田ゲートボール場のそば。問い合わせは電話78・3323。

写真=NPO法人の看板を手にするスタッフと自宅のような雰囲気のデイサービスセンター